chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

チーターマン2

 
まずニコ動内の初UP。
[クソゲー] チーターマン 2 プレイ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm447050
 
これがなぜか10月16日に次の動画でブレイク
 
伝説のクソゲー チーターマン2
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1289422
 
で、こんなアレンジがUPされて・・・
 
チーターマン2 メインテーマ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1353922
 
そりゃもうお祭り騒ぎ。1カ月の間に200本以上のチーターマンアレンジのUPですよ。
作業用BGMにピックアップされたものは習作揃い。他にもすごいのが山ほどある。
 
【作業用】CHEETAH MEN 1st - 15 years of a silence -/Active Enterprises Musics【BGM】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1401819
 
今夜はチーターマン
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1408553
  
【作業用チーターマン】The Best of CHEETAH MEN【全33曲1時間49分】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1398387
 
これがたった1カ月で起こった出来事とはとても思えない。
最初はまぁ、よくあるお祭り騒ぎということで傍観していたわけですが、このカオスっぷりをですね、音楽史的な観点で評価するならば、これはすごいことなんじゃないかと改めて思うわけですよ。
 
いったい何がすごいのか、思いつく所を並べておくと

・作曲者不明。
 wikipediaによると2人の制作プログラマの名前が挙がっているから、作曲も彼らなんだろうか?
・UPした人も基本、匿名orニックネームのみ。
 知り合いには知られてる人もいるだろうけど
・だれも金儲け目的ではないし、実際儲かってないはず。
 プロ、セミプロが相当数参加していると思われるにもかかわらず・・・。
・従来型メディアは完全に蚊帳の外。
 金勘定でしか物事を判断できない馬鹿には「何それ、儲かるの?」という次元から先へ進めない。
・アレンジバリエーションの幅広さ。
 テクノ系はもちろんのこと、MAD各種混合にジャズ、オケ、民俗音楽etc.既存のジャンルの枠には全く収まりきらない。何といってもこれがすごい。
・玉石混合ではあるけれども、全体としてみればエンターテイメントとして十分なクオリティー
 
ジャンルを超えて多様なアレンジがなされる曲といえば、バッハとか、ビートルズとか、他にも有名なものはたくさんあるけれども、このバリエーションの豊富さは圧倒的だし、かと思えばオリジナルの作曲者さえ不明とか、みんな無報酬でやってるとか。金儲け目当てで付け入る隙がないこともまたすごい。しいて言えば楽器メーカは喜ぶか。
アマチュアミュージシャンを公募で集めるイベントを企画・実施したことのある人なら、これがどれぐらいすご事かということをすぐ理解してのけぞると思うよ。とにかく、人類史上、今までの常識ではありえなかったことが今現実に、この1カ月の間にニコニコ動画を舞台に起こったということ。うぉー!!!! 

 
つまりこれが言いたいんだ
 
21世紀、始まってるぞ!