chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

めずらしくはてな界隈で風俗のことなどが話題になっているので

 
自慢じゃないが、風俗歴15年(主に箱ヘル)の利用者側からの俺の意見。
 
風俗をよく知らなくて、風俗を単なる性的欲求のはけ口だと考えて議論してる人。勘違いもはなはだしくて見てられない。そりゃまぁ生まれてこの方風俗なんて行ったことない人が興味本位に風俗に行くのは性的欲求のはけ口としてかもしれないけど、その場合酷く後悔することになる。お金もったいねー・・・とね。
 
風俗に利用価値があるのは、性的な云々というよりは、どちらかというと「ストレス解消法の一つとして」の利用価値の方が高いと思うのだよね。格好良くいえば「癒し」か。少なくとも俺はそう。別にストレス溜ってないときは風俗には行かない。行こうとも思わない。お金もったいないという普通の感覚がある。一方、風俗いきたいな、よし行こう!となるのは、たいてい相当のストレスが溜っている時。「ストレス解消法」として風俗産業を評価するなら、その費用対効果は大したものだと思う。これは、一般論として、ストレスフルな都市部では風俗産業が盛んで、ストレスのない田舎では目立たないという状況とも合致すると思う。(地下にはあるのかもしれんがそこまで通じゃないのでわからないけど)
 
もちろんストレス解消には、もっとまっとうな方法がたくさん有るだろうけど・・・その話はまた今度。
 
「風俗嬢に説教を垂れて、それでもする事はして帰るマヌケなオヤジ」というのは、それがその人の最高のストレス解消法なんですよ。あーーー趣味悪い!!!と言われようが何しようがそれでその人にとってはストレス解消になっちゃうんだからしょうがないよねwww。「風俗嬢に説教を垂れる」というのは、その人にとってそこまで含めて一つのプレイな訳ですよ。そこの所理解してあげてください。説教たれるなんていうのはまだ可愛い方で、女の子を精神的に痛めつけるような暴言を吐いて帰って行く客だって居る訳です。自分のストレス発散の為に。
 
風俗店というのがそういう「ストレス発散」のために利用される場所だと理解すれば、軽い気持ちでこの仕事を始めてしまった人が、客のストレスのはけ口にされて、逆に精神を病んでしまう・・・なんていうことがあっても、全然おかしくないと思っている。だから、なにがしか身近な人が、風俗で仕事してみようかと思っているなんていう話を聞いたり、風俗で仕事を始めたなんていう報告があったりしたら、一般論としては、やはり全力で阻止して引き戻すべきだろうと思います。風俗で仕事をしながらまともな人間性を維持するということが、誰にでもできると思ったらそれは間違いです。
 
それからいわゆる性病。これもナメてかかってはいけない。医者に行って薬飲めばたいていはすぐ直るのだけど、薬剤耐性なんとかというような、なまっちょろい薬ではなかなか治らない面倒な病気もある。しかもそのリスクが常にある。HIV,エイズも全く他人事ではない。原因の病気を持ってくる客が悪いんだけど、その客はたいてい別の風俗嬢からうつされているのでどっちもどっち。説教オヤジなんかよりこっちの方がよっぽど性質が悪い。
 
それでも何かの事情なり、思うところがあって風俗嬢として仕事をすることを選んだ人には、大いなる包容力で、そういう女性を必要としている大勢の野郎どものストレス発散を受け止めて癒してやってください。お願いします。(含む俺。)
 
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