chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

CDSって何?

 
よくわからんけど、これが本当ならちょっと解った気がする
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51376250.html

バカが多いな
CDSって結局、リーマンが潰れるほうに賭けるか、社債償還できるほうに賭けるかの博打
CDS時価で売買してるんだから、リーマンが危険と思われればそれに応じた価格(レート)になってるんだよ
つまり損する奴は既に損してるわけ
実際潰れて清算してみたらCDS時価と若干差額が出てそれが数千億で、この分が今回発生した損

 

A社とB社がリーマンの社債を1兆円づつ買って、それへのCDSをお互いに100億円で売買しあえば、リスクプレミアムは相殺されたままリーマン社債はBSから消える。
(BSから消える=損失引当金が帳簿上不要になるということ。→帳簿上不要なので、損失引当金を別の事に使ってしまう)
 
CDS清算されても現金の出入りはないが、社債が900億円に値下がりしてて突如として9100億円の損失が発生する。
(損失引当金が無いので困ったことになる)

それで引当金がないのは俺は違法だと思うが、それで通ってるらしい。

 
ふむふむ。
 

リーマンの1兆円の社債を10%の金利でA社が買う。
A社は、社債額面(想定元本)の9%の手数料で、B社に債務保証してもらう(CDS):A社10%-9%=1%の利回り
B社は、社債額面(想定元本)の8%の手数料で、C社に債務保証してもらう(CDS):B社9%-8%=1%の利回り
C社は、……
 
これを10回繰り返すと、1兆円の社債に対して、CDSの想定元本が10兆円になる。
 
いまは、リーマンが倒産したので
A社はB社に対して「債務保証を履行してちょうだい」と言い
B社はC社に対して「債務保証を履行してちょうだい」と言い
C社は……
 
という状態で、最後のJ社が1兆円の債務保証を実行することになる。
J社がちゃんと1兆円払えば、A社からI社までは、元本部分の損はない。

最後のJ社は、ほかと同じ1%の金利しかもらえないのに、まるまる損失をひっかぶるのか。カワイソス。まるでばば抜きだな。それで、その最後のばばを引かないように、たらい回しにしていろんな会社をCDSがぐるぐる回ってたらいつのまにかCDSの想定元本の総計がCDS業界全体で数百兆ドルとか数千兆ドルとかいう(円換算で数京円〜数十京円!)クレイジーなことになっていると。
手数料だけでも莫大な金額になりそう。巨額の債権がたらい回しにならざるをえない仕組みを作っておいて、そこで証券会社が手数料で荒稼ぎしていたのか?。
 

案外実際の支払いは少なく済むんじゃないかって事を好感して
NY株式が戻した。

実際、どれだけの支払いが、何処の金融機関から行われるか
支払日に成らないとわからない。

支払日は、21日だっけ?

ほー。つまり状況が複雑すぎて誰がばばを引いているのか解らないということか。無事に乗り切れるかもしれないし、最悪ばばを引いたところが次に破綻すると。ここが次の運命の分かれ目になる訳だな。でも、損失引当金を不要にするためにCDSやってたとすると、普通に考えれば引当金不足で困ったことになる会社が出そうに見えるよな。