chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

団塊Jrが世の中を動かす時代になりつつあるようだ

 
かくいう私も団塊Jr、アラフォー世代なので、たまたま同年代の人がすごい活躍をしていると、過剰に評価しているところはあるかもしれないけれども。
 
ネタ1:ラジオのネット同時放送解禁
【続報】ラジオのネット同時放送、“中の人”が詳細語る --- 日経ビジネス
 
私に言わせれば、ラジオのネット同時放送解禁なんて、10年前に実現してなくちゃおかしい話なんですよ。AMラジオの音質なら10年前のネット環境でも十分可能だった。実際に海外にはそういう放送局はたくさんある。10年だよ10年!10年も遅いの!!!!
 
とはいえ、やっと始めてくれるというのだから歓迎しようじゃないですか。
 
で、10年前と今とで、いったい何が変わったのか。まず単純に、10年前に20代だった人は今では30代になった。30代だった人は40代になった。10年前の団塊Jrは、まだ20代後半で、会社組織の中での発言力なんて、ほとんど無かった。それが10年経って、30代後半になり、組織の中の戦力としては一番脂が乗っている時期にさしかかりつつある。部下と上司に挟まれる中間管理職としては大変な時期ではあるけれど、同時に、会社組織全体を見渡して実効性のある行動をとる事ができる立場でもある。10年前は無理だったことが、今ならできる。
このニュースは、そういう流れの中にある出来事と言えるはずなんだよね。だって、自分と同年代でラジオ局で働いている人たちが、ラジオのネット同時放送解禁に反対してるなんて、想像出来ないんだもの。本音では解禁したくてうずうずしていた人たちが、やっと声を挙げて行動して、実現できるような状況になってきた、っていうことだと思うんだ。
 
ネタ2:先日のニコ生のBI討論の参加者
これに参加していた人たち、基本的にみんな好きです。言ってること面白い。
朝までニコニコ生激論 テーマ『ベーシック・インカム(キリッ』
http://live.nicovideo.jp/watch/lv11239369

司会・進行:
東浩紀(批評家/東京工業大学世界文明センター特任教授)
講師:
山森亮(『ベーシック・インカム入門』著者、同志社大学経済学部教員)
パネラー:
堀江貴文(株式会社ライブドア元代表取締役CEO)
雨宮処凛(作家・反貧困ネットワーク副代表・厚生労働省ナショナルミニマム研究会委員)
白田秀彰(法学者、知的財産法、情報法)
城繁幸コンサルタント、著述家、株式会社ジョーズ・ラボ代表取締役
鈴木健東京大学特任研究員<情報科学>、ウェブ学会準備委員会委員)
濱野智史(ネット研究者、日本技芸リサーチャー、『アーキテクチャの生態系』著者)
小飼弾プログラマ、「働かざるもの、飢えるべからず。」著者)

上から、誕生年を拾っていくと、1971年、1977年、1972年、1975年、1968年、1973年、鈴木健さんは同姓同名が多くて未確認、1980年、1969年。山森亮さんと濱野智史さんがちょっと若いのね。ちなみに、ひろゆきは1976年。
Wikipediaによると団塊Jrの定義は1971年から1974年。1971年生まれの私の印象としては2〜3歳年上の人も同世代の人として話が通じる印象があって、実際に白田先生の話はとても共感できる。要するに何が言いたいかというと、この『ベーシック・インカム(キリッ』の参加者のコアな部分は1970年前後の人、すなわち現在40歳前後、アラフォー世代、団塊Jrぐらいの年代の人たちだったということ。
これがもし10年前、仮に同じメンツで集まって同じようなテーマで話しあったとして、これだけ注目されたかというと、それは有り得ないよね。もちろんそれは、この方々が過去10年間にいろんな成果を挙げてきたから、ということもあるだろうけど、それだけじゃないと思うんだ。このニコ生に限らず、40歳前後の人たちというのは、好むと好まざるとに関わらず、若い人と年配の人との間に立って、注目されやすい立場なんだろうなと思う。

ちなみに、誰でも知ってるこういう人達の誕生年
タモリ 1945年
鶴瓶  1951年
明石家さんま 1955年
島田紳助 1956年
小室哲哉 1958年
松本人志 1963年
こうやって並べて見ると、タモリさんすごいよねぇ。
ウンナン 1964年と1965年。
伊集院光 1967年
ロンブー 1972年と1973年で団塊Jrか。オッサンになったなぁ。
SMAPが1972年〜1977年。だいたいこんな感じ。
こういう人達が10年前にどういう活躍をしていて、今どういう活躍をしていて、10年後にどういう活躍をしそうか、みたいな時間軸で見ると、なかなか感慨深いものがあるよね。
小室哲哉といえば、ニコニコ大会議の話があったけど
スーツの招待客には理解できない「ニコニコ大会議」のリアル --- IT Plus

華々しく入場したものの賞を授与するプレゼンター役だけで曲を演奏しなかった小室氏の扱われ方 (中略)

本人がどう思ったかはともかく、見る側にとっては、世代交代を印象付けるような効果はあったんじゃないかな。そう、世代交代って、いきなりガラッと変わるんじゃなくて、ちょっとづつ、だけど着実に、進んでいくもんなんだよね。
 
20代ですごい活躍をしている人って、今はまだスポーツ界か芸能界ぐらいでしか話題にならないけど、今はきっと色々フラストレーションの溜まる所もありーの、10年後にはすごい活躍する人が出てきたりとかするんだろうね。