chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

Loiloscope


「VJによる一億総放送局化計画!リアルタイム映像編集ソフト「LoiLo Scope」――杉山竜太郎氏(株式会社 LoiLo)に聞く」
http://white-screen.jp/2010/03/loilo_scope.php
 
Loilo の杉山さん自ら、Loilo Scope のデモをするYoutube動画

動画の投稿は2007年なんだけど、現在もパワーアップ中。Amazonだと安く買える。
 
おぉ、なんかすごいぞ。しかも、いまどきの国産ソフト、GPGPU前提(長崎大学の例のやつを連想するね→ http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51529842.html )とか。とりあえず、以前から悩んでたグラフィックボードの踏ん切りがついたので、ニコ動経由Amazonでぽちっちゃいましたよ。
 
グラフィックボードが入荷待ちでちょっと遅れるので、とりあえず今のPCで体験版を使ってみた。
 
まず、チュートリアルをやってみる。
 
気がついたこと:
・「チュートリアル」って言われて、わかんない人居るんじゃないかな。中学校の英語の授業でも出てこないような気がするし、マスコミも使わないからなぁ。ゲームでは比較的よく使うか。普通に「使ってみながら機能説明」とかの日本語にしたほうがいいんじゃまいか。
・フリーの画面キャプチャソフトを同時起動したら調子悪くなった。同時起動じゃなければOK。
・床が拡大・縮小するのいいね。目が悪い人でもストレスなく作業出来そう。OSのデスクトップもこういう仕様にすればいいのに。
・自動で動画が入ってるフォルダを探し出してきて一覧表示してくれる。チュートリアルでお勉強用の動画が出てくるのかと思ったら、見たことあるエロ動画ばっかりでびびったじゃないかw。親切すぎて余計なお世話レベルw。まぁこれはこれで面白いからいいや。細かく設定変更する機能も付いてたし。
Quicktimeを入れてないと、.FLVが再生出来ないっぽい。ポップアップで出てきた表示に従うと、Quicktimeのインストールを促すWebページへ。親切だけど、Quicktimeは・・・とある事情があって入れたくないんだけど、まぁしょうがない。入れるか。使わないときは消せばいいや。
・CCCPっつうのも、案内にあったので入れた。赤字で「Playersのチェックを外せ」って書いてあるけど、最新版ではそのチェックアイテム自体が消えてた。教えてあげた方がいいのかな。
 
・タイムラインの編集機能もGood。今までWindowsムービーメーカー使ってた人にも違和感無く使える。
・文字入れも簡単。文字の位置やフェードイン/フェードアウトも適当にクリックしていじってたら自然に解って出来るようになる。快適。
Youtubeやニコ動の普通の動画サイズなら、Intel945のチップセットでも普通に使える。そんなに重さを感じることも無く、操作も快適だったよ。 
・動画をプレビュー表示しながら編集できるのがイイ。しかも、Intel945だけでここまでできるんだったら、ソフトだけ買ったのでも良かったかも。ニコ動向けならソフトだけで十分。グラフィックボード無しだと、プレビュー動画の画質がちょっと落ちるっぽいけど、ちゃんとエンコード出力すれば綺麗になってるので問題無し。
・途中で不安定になるようなこともなかった。(最初にフリーの画像キャプチャソフトとの併用で落ちた問題だけ。画像キャプチャソフトの方に問題がある可能性もある。LoiLoScopeの使い方を紹介する動画を作ろうとしたときに面倒だね。)
・ニコ動へのアップロード機能までは付いてないのね。せっかくここまで親切に作ってあるんだから、ポップアップ表示でWeb上の投稿ページに飛べるぐらいしてもよかったかも。
 
・ニコ動で、よく比較動画がUPされてるじゃないですか。あれも簡単にできるよ!最初は動画を上下に重ねておいて、動画をクリックしたら画面の枠をつかめるようになるので、それで拡大縮小できるので縮小して、横に移動して並べればOK。
・縮小だけじゃなくて拡大もできるので、例えばパンチラ動画の・・・(ry
・切り出しや拡大・縮小は自由にできるけど、動画の再生速度を変えたい場合は、一度出力するしかないのかな?何のためってそりゃパンチラを・・・(ry
・でこペン機能おもしろい。子供を写したホームビデオなんかで活躍しそうね。うんうん。(俺は使わないと思うけど・・・)
・でこスタは、マウスだけだと筆圧の検知が効かないので使いどころが難しいね。ぺんたぶがあればよさげ。
でこスタっていうのはこういうやつ。タッチパネルのデモ動画だけど、マウスでも似たことができる。マウスだとONとOFFしかないので、微妙なタッチは表現できない。

・グローっていうエフェクトもいいね。「小悪魔ageha」の読者とかに受けそうw。
 

ざっと触ってみた感じで、あとこういう機能がほしいっていうもの:
 ・・・既に搭載されててどこかに隠れてるかもしれないけど・・・
・画像読み込んで表示させるときの透過色の設定ができるといいなぁ。ちょっと試してみたけど、単純に何かの色を透過に差し替えられるとかいうことではないみたい。 透過が出来ないから、今のバージョンでは、四角い写真しか表示できないようだ。テキストフレーム機能は透過を使ってるから、機能としては持ってるみたいなんだけどツールが素材として持っている画像のみ。ユーザーが読み込んだ画像に透過設定をするようなメニューは無い。せっかくレイヤーを重ねる機能が充実してるから、透過ができれば面白くなるのに。
・画像や動画を、任意の場所から任意の場所へ、任意のスピードで移動させる機能も欲しいと思った。 今の所、1つの素材の場所は固定なので。 (決まったパターンだけで良ければ、Windows Live ムービーメーカーにそういう機能があるので、事前に編集して持ってくれば、それっぽいことは出来る。Windowsのオマケで誰でも使える機能なので、わざわざ投資してLoiloに実装する意味は無いとも言えるんだけど。)
 
 
まとめ:
今までWindowsムービーメーカーとかでお手軽に済ませちゃってた人には、言うこと無し。より簡単に、しかもすごいのが作れるよ! 
私の第1要望は、追加機能として画像素材の透過色設定が欲しいって事だなぁ、やっぱ。透過が使えたら、レイヤーとの組み合わせで、かなり色々できるツールに化けるぞ。
 
 
参考
●子どもたちの創造を映像で表現できる『ロイロエデュケーション』発売 (2010年02月23日)
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/02/post_3779.html