chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

DC500V/125A

 
電気自動車を急速充電するための充電器が発売されると言うニュース
 
日産自動車、電気自動車用急速充電器を発売 --- NISSANニュースリリース
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2010/_STORY/100521-01-j.html
 
DC500V/125Aってすごいね。定格49kWとあるから、一度にDC500V/125Aじゃないようだけど。「電気自動車用急速充電器」でググってみた感じでは、同じ仕様のものが既にいろんな会社から出ているようなので、DC500V/125Aっていう容量のものが電気自動車の充電器の1つの標準になるみたいだね。
 
一般家庭でもAC100V/60A以上の契約してる家ってあんまり無いと思うので(電化住宅を除く)、この充電器1台で、ざっと10世帯分ぐらいの消費電力を食う計算になるのか。高圧電線を引き込んで変圧器を増設するレベル。
10世帯分って言っちゃえば大したことないか。ちょっとした集合住宅とか小規模なマンションならそれぐらい行く訳で、そんなのごろごろしてるんだからな。
 
ただそれにしても、たったこれだけの機械1台で49kWっていうのは、やっぱりちょっとびびる。うっかり充電中に引っこ抜いたりしたら、けっこう怖いことになるんだろうな。てか、125A流そうと思ったら、AWG1の電線が必要じゃないかw AWG1ってすごいな。導体の直径約7〜9mmぐらい。被覆入れたら直径10〜12mmぐらいの電線。電線つーか金属棒w。まがらねーよw。どうやってるんだろ。
 
この機械を使わずに、家庭用のコンセントから充電しようとすると、何十倍も時間がかかるらしい。そりゃそうだわ。
 
回路設計やってる身としては、どんな回路構成になってるんだろう?ってのがやっぱ興味あるよね。500Vの耐圧がある電子部品なんて、かなり種類が限られるからな。どの程度の精度や応答速度で電圧コントロールをしているのかって言うところがやっぱミソだよな。低精度・低速度応答でいいならいくつか思いつくけど、もし高精度・高速度応答だったら途端にハードル上がる。どうやってるんだろ。興味あるわ。