chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

コミケに行く理由

 
けっこうな出費なのよね、コレ。
どんなに安くあげようとしても、交通費往復で2万円、安いとこに泊まっても一泊5000円×2で1万、合計3万円が最低かかる。これに買い物の費用とか、秋葉も回ろうとか思ったら、少なくとも総計10万ぐらいは用意しとかないとやばい。これを夏・冬、年2回。毎月1万7千円ぐらい貯金しないと、この費用が捻出できないってことでしょ。なかなか大きな金額だよな。そりゃ貯蓄率も上がらんわ。
参考:
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100716/237208/

で、そこまでして行く価値があるのか?という話なんだが、
うーん、今の自分の場合、ある意味「コミケに行くために日々頑張ってる」みたいなところがあるから、それでコミケに行かないというのは、ちょっと有り得ない選択だわ。「自分も、自分の好きなように生きてやるゼ!」みたいな決意を新たにする場所とでもいうか。もちろん、安く上がるにこしたことはないのだけれど。
 
・「ひきこもりなんですけど、コミケにだけは参加するんですぅ」という話
最初に決定的に興味を持ったのがこの話。寝た子も起きる子守唄じゃないけど、ひきこもりも参加するコミケって、何それ、なんか俺の想像を越えた世界だな、という直感は正しかったと思う。
 
・普通の冴えない子でも、コスプレで一躍ヒーロー
初回、大した予備知識もなくふらふらっと行って、まず何に感動したかというと、コスプレ。具体的にはその時は、東方のコスプレやってる人達のオーラみたいなものに圧倒された。これ、コミケ速報みたいなWeb情報サイトの写真を見てるだけじゃ、たぶん解らない。ぶっちゃけ、コミケ速報の写真だけみると、イケてないコスプレって、多いじゃないですか。この程度の写真撮るために、わざわざ炎天下のビッグサイトまで行くのかよ、みたいな。
でもこれ、実際に現場で見ると、全然印象違うんだよね。まず、Webサイトに掲載されるようなレイヤーさんというのは、全体のごく一部にすぎない。それから、一般参加者は1日あたり十数万人〜20万人ぐらい居るので、その中でコスプレしてる人達というのは決定的に目立つということ。で、そういうめちゃめちゃ大勢の人の中で、普通の人がコスプレして目立っちゃう状況が出来るんだけど、コスプレしてる人がとっても堂々としてるの。それも流行とか関係なく、自分の好きなキャラのコスプレをそれぞれがやってるというのが、またイイ。コミケまできてコスプレする人っていうのはかなりの筋金入り、って言う事もあるんだろうけど、思いっきり好きなことをやって、自分も周りの人も楽しめる状況ってすばらしいと思うよね。
 
・そんなすごいコスプレですら、コミケのごく一部にすぎない
気合の入ったサークルって、本当に凄い。商売ぬきだからね。儲かる/儲からないに関係なく、ただ情熱だけでライフワークのように1つのテーマに長年取り組み続けてる人ってすごいのよ。普段の仕事の損得勘定に慣らされてしまっている身としては、本当に目が覚めるような思いがする場所です。