chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

先日の朝生ネタ

オチは無いです。思いついたこと書きなぐりです。
 
退席シーンのYoutube動画しかみてなかったので、このまとめはありがたかった。
いまさらながら、「朝まで生テレビ〜若者不幸社会〜」東浩紀 ”退席” に思う
http://blog.goo.ne.jp/ebisu67/e/5b1fa8dfa68a447b59dbb12c488a438a

そしたら田原総一郎が言ったのが以下の言葉だ。
 
 「戦後の日本はね、金の話以外はできなかったんだよ。」

これ、すげーわかる。俺の親父(昭和一ケタ生まれ)とか、寝てもさめても金儲けのことしか考えてない。旅行に行っても金儲けのこと考えてる。「インターネット?何それもうかるの?」「ゆとり?何それもうかるの?」「癒し?何それ儲かるの?」 ・・・一事が万事この調子。儲からないとなれば、まったく興味を示さない。(そのくせ商売は下手で借金しか残せそうに無いが。) そんな親に育てられてしまった自分も、少なからずそういう見方を引き継いでしまっている部分はあるかもしれない。
 
話が前後するけど、本題

「若者不幸社会」とか言うけれど、若者が怒ってるといって「若者vs高齢者」みたいな構図で話しても議論が堂々巡りで無駄。若者はそこまでバカじゃない。
だから、若者論とか世代間格差という話はやめにして、みんなで話をしよう。
日本は不幸不幸というけれど、先行世代が作ったインフラで、お金があまりなくても楽しく生きられるという面もある。それをポジティブに捉え直して、今後のことを考えよう。
また、クールジャパンとか、トヨタとか巨大企業に比べれば生み出すお金は少ないけど、文化的な価値とかシンボルは大切で、むしろそういうものを大切にする事で人は幸せになって行く。日本も文化的なものでヨーロッパみたいに自信を持つべきだ。
(東の話ここまで)

 
で、こういう場面で引き合いに出すのが妥当なのかどうか悩んだんですが、今旬なもうひとつの話題といえばやっぱアレですよ。コミケコミケをこの話題のなかでどう位置づけるのか、という考察があってもいいんじゃないかと思った。
 
少なくともコミケには、ネガティブな意味での「世代間格差」というのは無い。「若者不幸社会」でもなければ、「若者vs高齢者」みたいな構図があるわけでもない。参加者の上の年代がだいたい40代、50代までで、いわゆる「高齢者」の参加者が少ないというのもあるけどね。
 
コミケに関する話で私が最初に非常に興味を持ったのは、
「うちの息子は引きこもりなんですが、コミケにだけは参加するんです・・・」
と言う母親の話でした。親の言うことも教師の言うことも聞かない、友達らしい友達も居ない、部屋からほとんど出てこないし外出もしない、そんな人でも参加したくなるコミケっていったい何なんだ???と。 しかも、それは例外的な1人だけの話じゃなくて、2chなんかを見るに、どうもそれっぽい人たちが、そこそこ居るみたいなんですよね。「引きこもりで体力無いので、コミケの1週間前から筋トレ始める」とか、「コミケの前だけ足を鍛えるために家の周りを散歩する」とかいうような書き込みが2chにあったりするんですよ。謎だと思いませんか。
 
参考になりそうな話で、最近人気エントリーになってたやつで思いつくのがこの話。
モチベーション3.0〜持続する「やる気!」をいかに引き出すか〜の感想

モチベーション3.0とは、自分の内面から湧き出るやる気に基づくもの

コミケって正にこれじゃないですか。「自分の内面から湧き出るやる気」。
・・・それってエロ(ry ・・・とか言いそうになる所ですが、いや、本当にそれだけじゃないんだから。あんまり言うと「綺麗ごとぬかすな」とか言われそうなので、ほどほどにしときますけど。
もちろん全てが理想的な状態であるわけはなく、その辺のちょいとドロドロした話はこちらのエントリーが参考になるかと
同人活動関連
 
一方、こういう意見については、
30秒の決着 --- 深夜のシマネコBlog
思春期世代が大人になれないのは誰のせい?----おかしくなった世代交代 ---シロクマの屑籠(汎適所属)
言わんとすることは解るつもりだけど、一方ではコミケみたいな場所もあるんだよ、って言うことを踏まえた上での私の正直な感覚としては、ぶっちゃけ大人とか子供とか、そんな区分けや定義はどうでもいいっす。「自分の内面から湧き出るやる気」なんていうものが、どこで生まれてどこで枯れてしまうのか。なんか、単純な話のような気がするんですよねぇ。
 
関連:
なぜ、コミケでは行列に並ぶことが苦にならないか。
合理化一辺倒で忘れていたものが、やっぱり何かあるんですよ。