chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

メイドカフェへ行く理由

 
・「おかえりなさい」と言ってもらえる
 これね、独身1人ぐらし生活も長くなると、たったこれだけのことが嬉しい。「おかえりなさい」って言ってもらえる場所があるって、有難い事じゃないですか。たとえ営業でもね。
 
・女の子が眼の保養になる
 1日3分ぐらい女の子と会話できると、医学的にも免疫力がUPするとかなんとか、効用があるらしいっすよ。(ぐぐってもソース出てこなかったけど
 
・オタクでも入店しやすい
 私の場合、その昔の学生の頃は、暇なときは秋葉の電気街−お茶の水の楽器屋さん−神保町の古書店街あたりをうろうろして暇つぶしするのが定番ルートだったので、やっぱ学生時代の思い出がある場所って特別なんですよね。中でも秋葉は電子部品もよく買ったし、パソコンやソフトも色々買ってたし、「アキバ系オタクっつったら俺みたいな人の事でしょ」という自負(?)はある。自慢にならんけど。
で、秋葉に新しく出来たお店っていうと、「俺達の街にどんな店が出来たのか、チェックしとこうぜ」ぐらいの勢いでどんどん行っちゃう。アキバ系オタのホームグラウンドなんだよね。渋谷や新宿のようなアウェイじゃない。初めての店で「うわ、変なオタが来た」みたいな目で女の子に見られようとも、「いやいや、ここで変なのは、むしろお前らの方だから」と堂々としていられる。 秋葉以外ではありえない逆転現象ですな。
 
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今の秋葉の客層をざっくり4つぐらいのグループに分けるとすると、
 (1)俺みたいなアキバ系独身オッサン層
 (2)学生層 将来の俺たち予備軍
 (3)通勤客 電車が東西南北に走っているという地理的利点
 (4)観光客
メイドカフェが最初にどの層に受けたかというと、(1)と(2)でしょ。このうち、オッサン層は気に入れば通いつめることも出来るし、多少高めの料金設定でもお金を出してくれる。「東京でバリバリ仕事してるアキバ系のおっさん」っつったら、普通に年収500万以上あるでしょうから、それでなおかつ独身ならば、メイドカフェの代金ぐらい安いもんです。
(2)の学生層だと、そういう訳にも行かなくて、やっぱり料金設定の低めのお店が人気。暇な時間も多いし元気もいいので目立つ客層ではある。オッサン層でも、金銭感覚のしっかりしている人は安いお店を選ぶ。
(3)通勤客は、これはもういろんな人が居てよくわからない。オタじゃないけど女の子に釣られてやって来た、よく解らない客層。
(4)観光客は、さらにカオス。わけわからん。
 
そして、いまや商売のボリュームゾーンはどこかというと、(3)と(4)なんだろうね。
 
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私の印象:
店舗名        メインの客層
キュアメイドカフェ  ①②③ 喫茶
メイリッシュ     ①②③ 本格コスプレ
ミアカフェ      ①②③ 喫茶+アイドル
@homecafe      ①③④ アイドル指向
ぴなふぉあ      ①②③④ 色々
コスチャ       ①②③  色々
うさぎの森LR     ④  テーマパーク型
メイドリーミン    ③④ アイドル指向
JAMアキハバラ     ①②③ 喫茶
ぽぽぷれ       ①②④ 声優指向
フィーユ       ①③ ガールズバーぽい
シャッツキステ    ①③ アート指向
幻燈館        ③  ?
MfactCAFE       ①②③ グラビアアイドル指向
セントグレースコート ①③ テーマパーク型
喫茶全力       ①③ アイドル指向
ぱらゆに       ①③ ?
ひよこ屋       ?
ザ・グランヴァニア  ③④ まとまりが無い
B-CATS        ③  ガールズバー
声優の卵       ①③ ガールズバー

リフレ系全般     ①③

こうやってみると、改めて「ぴなふぉあ」がバランスよくて強いんだよな。それから、観光客ウェルカムなお店というのは、実は多数派ではないことにも気がつく。目立つ場所にある店が代表的なお店であるかのように錯覚してしまうけど、アキバ系のオタって、そういう目立つ店をあえて敬遠する傾向があるのよ。表通りより、裏通りの方が好き。
 
秋葉のこの手のお店を支えている女の子の中に、実はアイドル志望だったり声優志望だったり、とにかく「有名人になりたい!」という願望がある子が目立つという特徴はありそう。この点は、地方のメイドカフェと決定的に違う点なのかなぁ。しかし一方、必ずしもそういう子を客が好むとは限らない、というミスマッチがまた難しいところで・・・。
 
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長くつづいているお店の共通点としては、
 
・お店の基本がちゃんと出来てる。
・ゆっくりできる。
 観光客相手だと、このへんがルーズでも何とかなるかもしれないけど、リピーターになるようなお客さんは、この辺をかなりシビアに見てると思う。
 
さらに、自分の属性が①なので、①が好むお店の共通点としては
・何がしか「こだわり」がある。本物志向。
・手作り感がある。
 秋葉で金を持ってるオタっていうのは、複雑な模型を喜んで作る人達だったり、電気部品集めて何でも作っちゃうようなエンジニアだったり、ソフトをバリバリ書いたりする人だったりするわけで、「こだわり」とか「本物」とか「手作り」とか言うことに敏感な人達なんだな。
地方では、こういうオタだけをターゲットにしていても商売にならないだろうから、いろんな客層をバランスよく取り込めるということが、やっぱり必要になるのかな。