chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

USBメモリで販売するミステリーエンターテイメント

 
電子書籍が話題になりつつもまだなかなか盛り上がってこなかったりするわけだが、書籍の常識を覆すような読み物として、「USBメモリの中にeメールのログという形式で残っている小説」というのを思いついた。
 
USBメモリと一緒に、一通の手紙を付けて販売。手紙にはUSBメモリの中身について興味を引くような文面が書いてある。
USBメモリの中には、故人の過去のeメールが残っているという設定。専用のメールソフトもUSBソフトの中に入っているので、それを起動すると読める。
・読み手はどこからメールを読んでもOK。
・実はメールソフトには仕掛けがしてあって、故人が亡くなったことを知らない人からのメールが、たまに入ってくる(実は内部処理なので、インターネットにつながっている必要はない)そのメールに本人が死亡した旨を知らせる返信すると、新たな情報が得られる。
・ユーザー登録が必要なサイトの登録完了メールとかが残っているので、その情報を頼りにそのサイトへ行ってみることができる。すると、さらに新たな事実が!
 
・・・みたいな。話の骨子は恋愛ものでもミステリーものでもイケる。
小説とRPGの中間みたいな感じ。同人系とかで細々と始めるならありかな。
 
難しいのは、オチをどう付けるかだな。この形式だと、終わりがどこなのかよくわからない。
 
同人系なら、マンガやアニメの、あの人気キャラのeメールが流出!という設定とかもアリだな。これなら主人公が死んだことにしなくてすむし、必ずしもオチを付ける必要がない。
 
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http://japan.cnet.com/news/business/story/0,3800104746,20422206,00.htm