chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

町をまるごと高架の上に作る

今回、津波で壊滅的な被害にあった市や町は、どのように復興するんだろう。1000年に一度といわれても、一瞬でこんな惨状になるのを目の当たりにした人々が、残骸を片付けたあとに、さぁ新しい家を建てましょう、という気分には、とてもならないだろう。
 
10階建てぐらいの高さのマンションをみんなで協力して建てて、人は4階以上の部分に住むようにして、1〜3階は物置きにでもする、というのが現実的な解のような気はする。でも、お年寄りは高層マンションに住みたがらないよなぁ。もしまた津波が来た時、海水が引くまで孤立してしまうという問題点もある。
 
ということで、居住区をまるごと高架の上に作るという案。高架はビルの4階ぐらいの高さで、下はがらんどう。津波が来ても高架の下に水が流れ込むだけで、居住区の被害を防ぐ。津波で孤立する心配がない。普通の高架道路の3倍ぐらいの幅のものを作り、一部は普通の道路として使い、残りの部分に、家や店や仕事場を建てて使う。高架までは国費でつくる。高速道路の技術を応用するだけだから、新しい技術開発なしで根本対策が実現できそう。この先、津波警報にいちいち怯えなくて済むメリットを考えれば、それぐらいやってもいいんじゃないかなぁ。