chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

積分型のイメージセンサ

 
露光時間の設定ミスの心配のないイメージセンサってできないのかな。
 
1列毎とかに露光時間の短いピクセルと時間の長いピクセルを交互に並べて合成することで、解像度は下がるが見かけ上のダイナミックレンジを広げることは可能。これは一部のカメラでは実際に使われている。
 
それを徹底的に細分化していくと、最終的にはピクセル単位で自律的に露光時間をコントロールできるのが究極という事になる。
 
とすると、時間を一定にする今の方法とは逆に、受光した電流をキャパシタに貯めて一定電圧になるまでの「時間を計測する」ということで明るさを測るという方法が取れる。カウンタ時間をピクセルに一斉配信して、ピクセル毎に個別に一定電圧になったらその時間数値をラッチする仕組みを作って、あとでそれを読み出せればいい。そうすると、露光時間設定という概念そのものを無くすことが出来る。ピクセル毎に自動的に露光時間が決まる。同じ1枚の写真の中で、明るい所は露光時間が短く、暗い所は露光時間が長くなる。 
どんな写真ができるだろうな?