chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

にわかに選挙の話が盛り上がっているが

 
自分なりの考えとしては、結局、大事なことは、
「馬鹿共(俺を含む)がやる気を出して仕事をするようにするにはどうすればよいか」
ってことに尽きる気がする。これに対してネガティブな影響を持つものは、よくよく考えないといけない。
 
と考えると、下手な政治家なんかより、kawangoがやってることの方が、よっぽど人々のやる気を喚起させることに役だっているんだよな。本来、政治に求められることって、そういう事だったんじゃないのかとさえ思う。
  
リフレ・インフレか、現状維持かという話については、理屈としては現状維持が正しい。しかし、残念ながら世の中にはそれを理解できない人というのがたくさん居て、インフレになって給料が上がったほうがモチベーションが上がるという馬鹿も多い。物価も上がれば給料が上がってないのと一緒なのに、馬鹿だろうというのは理屈だ。気持ちはそうじゃない人が残念ながら多いだろ。
 
インフレの危険性について、戦後のハイパーインフレを引き合いに出す人が居るが、では、もし戦後にハイパーインフレが無く、低金利と安定物価を維持できていたら、その後の日本の経済成長は有りえただろうか。私はかなり疑わしいと思う。確かにハイパーインフレとなってしまったのは政策として大失敗だったかもしれないが、では、もし、戦後、財政難を理由に、軍人への退職金や戦時中に軍事産業に受注した武器や兵器の代金の支払いをしていなかったら、戦後復興のペースは大幅に落ちていたはずだ。インフレは「人々の積極的な行動を促す」という点に於いては、効果がある。そこを無視しないでほしいと思う。