chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

2052年予測

 
ネタ元:
点滅し始めた「崩壊」のシグナル「地球社会への最終警告書」を読み解く(第1回)竹中平蔵 --- 日経ビジネス
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130204/243273/?rt=nocnt
 
まず、それなりに政治的に影響力のある竹中さんがこういう事を言い出したというのは、大きな変化だと思う。
紹介されている本をAmazonでポチって読み始めて、まだ60ページほどで、これまでの所はどこかで読んだような内容の集約みたいな感じなのだが、普段、理不尽に思っている事がこういう形で纏められているというのは、私の中では画期的な出来事だ。

しかしそれにしても、先の事を予測しようとするということは、こんなに背筋が寒くなることなのか。これはアレだ、100年カレンダーを見たときに感じるアレに似ている。
 
燃料の実質的な価格上昇が3割程度で済むという予測は当たってほしいものだが、今の相場変動を見ているととてもそうは思えないのだが、どうなんだろうなぁ。
 
マクロで世界が云々、と言いだすと、どうも左寄りな発想になりがちな感はあって、そこを補正しながら読むのはちょっと大変。それから温暖化について、くどいほど繰り返し警告する文章が出てくるんだが、ここがにわかには納得できないよな。
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/temp/an_wld.html
 
バイオ燃料の話は衝撃。1バレル100ドル(つまり今の原油相場)と、アメリカのバイオ燃料の生産コストがほぼ同じだという事。そして、仮に全世界の食料をバイオ燃料化したとしても、今消費されている化石燃料の12%としか賄えないという事。見かけのコストだけでなく、エネルギーの変換効率という、もっと本質的な所を上げていかないと、どうしようもない。