chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

自動追従で太陽光を室内に導くミラー

 
マイコンを使った工作で、実利のあるものって、なかなか無い。ちょっと便利なガジェットとか、ちょっと面白いガジェットの類は、所詮おもちゃどまり。投入した金額以上のリターンがある物を作るとなると、テーマを探すのがまず大変。
 
自動追従で太陽光を室内に導くミラー
 
室内照明といえば、電気による室内照明か、または窓からの光。窓から光が入っていても、日当たりの悪い部屋では照明を点ける。
 
屋外の光を室内に取り込む経路さえ確保できるなら、要所要所に鏡を置いておけば、屋外の光を室内に取りこんで、光を拡散させる物を置いて、部屋全体を照らす事ができる。ただし、今まではミラーの角度の自動制御が大変すぎた。
 
GPSを簡単に接続できるmbedなら、時刻と自分の位置から太陽の位置を割り出して、一定方向に光を反射させ続けるという事が出来そうだ。太陽はゆっくりでしか動かないので、消費電力は照明の1/100ぐらいでも動かせる。この差分は電気代の節約になる。とはいっても、動かす事が出来るミラーのサイズには制約があるので、1台につき、年間せいぜい1000円ぐらいの差額か。1万円で作っても、10年動きつづける必要があるのか。稼働部が故障しないようにするのが大変そうだな。
・・・1万円あれば50Wぐらいの太陽電池が普通に買えるレベルだから、微妙だな。