一部で話題になってたので、見てきた。確かに評判通り良く出来た映画だった。パシフィックリムに続き、アメリカで今こういうのが流行ってるのかしらね？よくわかんないけど。
序盤、アメリカが舞台の話かと思ってたら、日本語の街並みが出てきて、オイオイ、と思った。登場人物が全員アメコミ風味のまま、背景が日本てのはすごい違和感。そこはまぁアメリカ映画のお約束だよな。一瞬だけど、背景にリナカフェ跡地と思しき所が出てきたり、高架を走る電車の様子がまるでアキバのそれっぽかったり、っていう所は、あぁちゃんとオマージュしてくれてるんだなと思って、そこはちょっと嬉しかった。さりげなくリナカフェ跡地を背景に出してくるあたり、オゥ、解ってるじゃねーかと。
ハリウッド的な意味では「よくできて」いるんだけど、では満足できたかというと、話の本筋はイマイチだったかな。自分には、鉄腕アトム以降、さんざんやりつくされてるネタの寄せ集めみたいにしか見えなくてな。何がダメって、エンターティメントとしての根幹の所が鉄腕アトムやドラえもんの時代から進歩してないのがイケてない。ディズニーの世界観の中に本気でアキバを持ち込んでほしいとも思わない。
