モノマネをして、炎上しそうなネタというのは多い。
例えば、
（１）身体障害者のモノマネ：NG
お笑いのネタにしたら全方位から叩かれるだろうし、真面目な演技だったとしても、かなりの批判を浴びる。
（２）天皇陛下のモノマネ：NG
考えるまでもなくヤバいね。このモノマネは、誰もしないし、見た事も聞いた事も無いね。昭和20年8月15日の玉音放送のマネ、ぐらいなら、ぎりセーフかな？
（３）トランプ大統領のモノマネ：OK
これはOKでしょ。批判も浴びるだろうけど、それを覚悟の上でモノマネするならアリ。むしろ、このマネがNGってなったら、そんな世の中ヤバイ。
（４）北朝鮮 金正恩のモノマネ：北朝鮮内ではNG、それ以外の国ではOK
つまりさ、モノマネしてOKかNGかっているのは、政治的な要素がかなり大きいんだよな。政治とは何ぞや、という事を考え直すヒントがありそうに見える。国会や役所でやっていることだけが政治ではないのだ。
（５）黒く塗るのではなく、日焼けして真っ黒になって黒人の真似をするのは？：微妙
その日焼けが、屋外での肉体労働の結果なのならば、それをNGと言える筋合いは誰にも無いよな。では、お笑い芸人が、日焼けサロンで真っ黒に日焼けしてネタにするのはどうなんだろう。それだって仕事であり、労働なわけじゃん？ ・・・私はOKだと思うけど、まぁ、批判はあるんだろうなぁ。
（６）メキシコのマフィアのボスのモノマネ：社会的にはOK、ただし命の保証は無い。
無茶しやがって・・・
・・・てなことを色々考え併せるとだな、やっぱり、究極の理想的には、どんなモノマネもOKな世の中が理想なんだろうと思うのよ。でも現実には、理想どおりには行かない問題が世の中にはたくさんあって、その歪みの中で、「そのモノマネはNG」っていう、社会的なルールみたいなものが醸成されてきてしまっているんだろうなと。これが私の結論。
