https://www.mixcloud.com/riyomountains/riyo-mountains-mix-for-nts-radio/
確かに、ヤバ目の民謡が詰まってる。これはヤバい。
東京で生まれ育った人だと、この音楽の土の匂いとか磯の匂いとか汗の匂いとか、想像もできないから、純粋に音楽としての驚きがあるんだろうな。
リバーブは後付けに聞こえる。全体の雰囲気をまとめるのに役立ってるけど、風呂場のような密室感が出てしまってあんまり好きじゃない。どっちかっつーと山びこっぽいエフェクトの方がよかったんじゃなかろうか。
大音量で聴くってのがミソよな。大音量で聴くと、太鼓の存在感が全然違ってくる。スピーカもそれなりに良い物が必要
必ずしも上手くなくても、土の匂いのする、堕してない民謡を重視する姿勢ってのは、アレだ、歌のへたくそな地下アイドルに、あえて価値を見出す、みたいな話にも通じるのかもな。歌がへたくそでも、女の子の匂いがすればOK的な。
肉体労働にちなんだ民謡は失われてしまったが、地方祭には昔ながらのフレーズが多く残っている。祭りは同じ日にそれぞれの地域毎に行われるので、「地元の祭りは良く知っているが隣の祭りはまったく知らない」という事が起こり、地域ごとの独自性がとても良く残っている。失われてしまった物を嘆く割には、今生き残ってる物を大事にしないのはなぜなんだぜ。地方祭も、あと何十年かして限界集落化したら途絶えてしまうものが多く出るだろう