2005年のNHK特集で、今更なんですが、見てなかったんだよ今まで！
http://sci.gr.jp/sci/project/cyborg/
人の体の中の神経の中でやりとりされている情報が、実は電気信号であるということがわかってしまった時点で、え？それってちょっとヤバいんじゃないの？とは思っていた。その電気信号を解析して人体の中の神経でやりとりされている信号を解読して入出力できれば、AさんとBさんの神経を結合するとか、人とコンピュータを結合するということが技術的に可能になってくる。アニメのSFの世界が冗談じゃなくなりつつある。今まだ残っている障壁は、その電気信号の中から有意な情報を読み取ったり生成したりする作業がまだまだ手探りなので時間がかかっているということだけだ。 YoutubeやニコニコにUPされていた特集番組は削除されてしまったが、なんだかなぁ。こういう番組を見ればやっぱNHK料金払っといて良かったと思う人が増えるだろうに。
話を戻すと、この特集番組に上がっていた中でも特に怖いと思ったのが、ネズミの脳に電極を付けて、それを無線で遠隔操作すると、まるでラジコンカーのように右に左に自由自在に操れてしまうという所だ。電極をつける前は高いところが苦手だった鼠が、ラジコン操作どおりにやすやすと高いところでも登っていく。これに相当する実験は既にサルでも行われているらしい。つまり人間でもほぼ可能ということ。
これは冗談じゃない。人間をリモコン操作することが技術的に可能、という時代が本当に来てしまう。
ここまでくると、真剣に倫理とか道徳とか哲学とか、そういうことをもっとかんがえなくてはならないことを痛感する。
