chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

そうは言ってもGDP

経済成長がすべてでは無いとは言っても、やっぱりなんだかすっきりしないのである。
なぜ、日本のGDPは停滞しているのか。
 
本屋に行けばそういうことを書いてある経済学の本でもあるかと思って、少し大きい本屋に行ってみた。経済学に関する本なんてちゃんと読んだこと無いしね。
 
・・・あったのかも知れない。そういうことをわかりやすく書いてある本。しかし、経済関係の書籍が詰まった本棚の前に立った瞬間、なんというかその「自分だけは儲けたい」「自分だけは売れたい」「自分だけは成功したい」というオーラを放ちまくる、その派手な表装ばかりが目に飛び込んできて、それはもうエロ本コーナーにも匹敵する醜悪さ。その本棚の前に立つだけで、エロ本コーナーに居るかような気恥かしさ。こんな本棚から日本の未来をじっくり考えさせてくれるような本になんて出会える訳がない。だめだこりゃ。・・・と同時に、そういうことに気が付いてないらしい日本の出版界と本屋の店員のセンスにも絶望した。二重の意味で、「だめだこりゃ」
 
それにしても、今どきの本屋に並ぶ本というのは、「個人」から「個人」へのメッセージとして書かれている本がとても多いなぁ。
「集団」から「個人」、「個人」から「集団」、あるいは「集団」から「集団」を意識して編纂されているような本の比重がもっと高くてもいいんじゃなかろうか。
「個人」から「個人」へのメッセージとして書かれている本の問題点は、そこに間違ったことが書かれていても、それを糾す能力に乏しいということ。安っぽい著者の書いていることを真に受けておかしな洗脳を受ける危険性が高まる。
  
インターネットで良書を推薦してくれているようなブログでも巡回しようか。