chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

東京の残業と田舎の残業

 
マックの判決よかったねぇ。
 
タケルンバ卿日記 −塵も積もればマウンテン− マクドナルドはじまったな
http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20080129/p1

個人的な観測上、大体月50時間以上の残業で黄信号。体調が悪くなる。80時間以上は赤信号。重大な病気・事故発症の恐れ。100時間以上ともなると、いつ何が起こるかわからない状態になり申す。働きすぎによる過労死にご注意を。

 
このエントリーの本題と関係なくて恐縮なのだけど、この感じ、東京で仕事していた頃の残業と体調のイメージをうまく表現してると思って印象に残った。。俺も経験的にこんな感じだったと思う。
 
で、今は田舎で仕事しているんだが、自分自身の体験として、以前の東京での残業50時間と今の田舎の残業80時間は体力的なキツさとしては同じぐらいかなぁと感じる。
なんだこの差は?と思って東京と田舎の違いを思い返してみた。
 
・先ず通勤時間だな。
東京では Door to Door で片道1時間なら近い方だった。往復では1日2時間。今は車で Door to Door で片道20分。田舎なら平均的な通勤時間だろう。1日あたり少なくとも80分の通勤時間差になる。1か月20日勤務として27時間。おぉ、だいたい計算合うわ。
 
つまり田舎だと通勤が楽な分、体力的に楽で、30時間ぐらい余分に残業しても体力的に持つ。なるほど。
 
・ストレス。
東京での仕事はいちいちビジネス規模がでかい。そんなこと気に病んでもしょうがないんだがミス1発で何千万の損失とか珍しくも無い。考えただけでも疲れる。
田舎ではそんな仕事はめったにない。もっとも、うまくいっても大した利益も無いが。
 
国際的に見て、最近は必ずしも日本人の労働時間が諸外国より長いとも言えないと言われる。サービス残業が統計に入っていないという罠はあるが、しかし東京ほど長時間、電車で鮨詰めにされるのがデフォルトな都市も無いと思う。
日本の田舎のように車通勤がデフォルトの国(アメリカとか)では、東京より30時間余分に残業することが体力的・物理的に可能なのだ。
これは長い目でみると、東京の競争力をじわじわ奪っていくんじゃなかろうか?
石原都知事になってから東京一極集中のデメリットが議論されることはめっきり少なくなってしまったが、もうちょっと考え直した方が良いのじゃないかしらん。