chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

もし、小学1年生からコンピュータの英才教育を始めたら

 
 小学生1年生が集団下校する姿を見て、こいつらに今からコンピュータについてゼロから仕込んだら、将来世界を相手に仕事できるようなやつが何人かでも出てくるに違いないのになぁ、みたいなことを考えた。
 
 プロ野球の世界で頭角を現すような人たちは、だいたい小学生の頃からトレーニングを始めている。例外的には高校から野球始めたなんていう人も少しは居るんだろうか。大学出るまでバット持ったこと無かったやつがプロ野球に選手として入るなんていうことは、まずあり得ない。
 
 
 しかし、プログラマーの置かれている状況は、というと、かたや小中学生からプログラミングの勉強を始めたやつも居れば、大学出るまでプログラムのプの字も知らない、それこそFizzBuzz問題も解けないやつがプログラマとして1人前の給料くれとか、めちゃくちゃ。
 
 スポ根マンガでは弱小チームが勝ち上がっていくストーリーなんていうのは定番だが、あの話は登場人物を全員大卒に置き換えても成り立つだろうか。大学出るまでバット持ったこと無かったやつの集団で野球チーム作らされてプロ野球チームとしてメッタ打ちにされるところから成長して勝ち上がっていくという話。 そんな話が信じられる人なら「ソフト会社プログラマとして就職決まりましたが文系でプログラムのプの字もわかりません」なんて自己紹介していても不思議ではないのだが、お前、アタマは大丈夫か?と人ごとながら心配になるよ。もっとも、別に一流選手になれなくたって、誰でもできる雑用はあらゆる会社に山ほど溜まっているから、贅沢言わなければ仕事はいくらでもあるんだが、ボール拾いみたいな仕事はしたくないみたいなことを言いだしちゃう新人、これもありがち。
 
だから、「エンジニアの未来サミット」を次にやるときは、大学生じゃもう手遅れなので、こういう元気いっぱいな小学生相手にやるべきだと思ったよ。