chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

NHK教育で持論を展開するなら、教育者としての評価を受けることは免れない

 
度々ですが、お約束として、釣られときますよ。 

 
ニセ科学批判の趣旨には賛同するし、応援します。応援しています。この番組に限らずいろいろ啓蒙活動されてるようですし、とてもよいことですね。
 
でもこの番組に関しては、駄目です。今までもこれについては何度もボロクソに書いてきましたが、要するに何が気に入らないって、その態度が気に入らない。
 
大阪大学教授」という肩書きつきで、「NHK教育」という不特定多数の人が視聴可能な、全国区の番組で、一部の教育関係者の誤りを晒し上げるような言い方をするという行動ですよ。一般的なイメージとして、国立大学の教授と、小中学校の教育関係者を比べれば、教授の方が頭が良いに決まっている。この言い方は、「頭のいいやつが馬鹿を馬鹿にしている」ように見える。何なんだその鼻で笑うようなしゃべり方は。科学者として正しい発言だったとしても、こういう番組に出演する以上、「教育者としての評価」を受けることは免れない訳で、科学の話をしているのに態度を批判するなんて筋違いだ、というのでは、教育にかかわる人間としての自覚が足りない。足りなさすぎる。
 
この番組でのこの口のききかたは、教育者としては、けして模範になるような美しい姿ではない。
 
誤りを指摘してあげるのは結構な事です。どんどんやってください。でも、教育にかかわる人間として、もうちょっと、優しさのある、思いやりのあるしゃべり方が、なんでできないのか。その態度が気に入らないですねぇ。
 
 
ネタ元:
疑似科学批判批判は「お前の態度が気に入らない」の言い換えに過ぎない --- インターネットください
http://d.hatena.ne.jp/RPM/20090222/1235297346