chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

部屋のにおい

まだ11月11日なのだけど、11月1日から荷物移動を開始した引越しは、すでにほぼ完了した。
たった10日間のことなのだけど、それ以前のことがすごく昔のことのように思える。
 
会社を定時で上がって、22時ごろまで、新しい部屋で荷物を箱から出したり整理したりするのを数日続けた所だが、とりあえず最低限、普通の生活ができそうな所にはきた。パソコンとステレオをセッティングしたら俄然それらしくなってくる。
  
キッチン周りは結局、元住んでいた時と同じような感じになってしまった。
食器棚とか、箱に詰めた順番の逆から並べていけば、元あったような並びになってしまうのは当然といえば当然なのだけど、もともとそれは離婚した彼女が考えてそういう並びにしてあったもの。シャッフルして並べ替えたほうがいいかな、という気はしたのだけど、結局ほぼ元通りにならべてしまった。ペアのグラスもそのまんま。最近読んでる漫画のNANAに、おそろいのグラスが仲直りの象徴みたいに描かれていたのを思い出して、微妙な気分になったが、まぁいいじゃないか。なんか、その方が落ち着くのだ。不要な混乱は避けたい気分なんだ。そっとしといてくれ。
 
悪臭は、風呂場の排水溝が諸悪の根源と判明。ふつう、排水溝というやつは、下水のにおいが上がってこないようにU字管っていうのが付いていて、水が溜まってにおいが上がってこないようにするしくみがあるもんなんだが、どうやらそれが上手く機能していないか、そもそも付いていないかのどちらからしい。そのため、うっかり窓を閉め切って換気扇を回したりしたらもう大変。換気扇が下水管の空気を引き上げてしまって、風呂場がとんでもない悪臭に満たされてしまう。orz. 原因がわかれば、排水するとき以外は排水溝に蓋をして、臭いが上がってこないように応急処置。これでとりあえず我慢できるレベルになる。あとは空気清浄機だのみ。
 
悪臭の問題もとりあえずめどがついて、最初はどっか落ち着かない感じの匂いだった部屋が、荷物を広げていくたびに俺の部屋の匂いになっていく感じがおもしろい。ふだんあんまり意識しないけど、「自分の部屋の匂い」って大事だね。
 
一方、元住んでいた部屋には、いまは布団一組と、ノートパソコンと、旅行かばんに最低限の着替えという、まるで旅行者のような状態で、夜はそっちで寝泊りしている。こっちは逆に、荷物がなくなってしまったことで、だんだん自分の部屋の匂いじゃなくなっていく感じがちょっと寂しい。次の土曜日ぐらいから完全に布団も全部引き払って寝泊りも新しい部屋でするようになる予定。だから、ここで寝泊りするのも、もう数えるほど・・・のはず。貴重な夜だね。 エアコンも外してしまっているので明け方寒いから、カゼをひかないように気をつけなくちゃだわ。