chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

ラジオのネット同時放送解禁の件

大手民放ラジオ13社、ネット同時放送解禁へ
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100210/212732/

伊集院さんが深夜につぶやいたラジオ局の行く末まとめ
http://togetter.com/li/5581
 
地方に住んでいると、自動車が欠かせない。で、自動車の中ではラジオを聴く、というのがデフォルト設定と言う人はまだ結構居る。交通渋滞情報や天気予報など、運転者向けの情報も定期的に流れるし。それから、自動車のような騒音の多い場所でも聞き取りやすいような調整がなされているというのも良い所だね。
 
地方のラジオ局の仕事が無くなっちゃうじゃないか、という心配は杞憂のような気がする。ネット放送されるようになったからって、車の中でラジオを聴く人は聴き続けるだろうからね。車の中でインターネットに接続してラジオを聴く、というのは、まだコスト的に割に合わない。
 
もしネット放送がうまく行って、何十万人もがネットラジオを聴くようになったら、サーバーの負荷分散も考えなくちゃならないだろうから、そこで地方のラジオ局に負荷分散のサーバーを置く、なんていうのもアリのはずだ。あわせて、「地元に密着した広告」というのも仕事になるだろうから、探しさえすれば新しい仕事はあるのだよね。
 
車の中でラジオを聴く人が減って、iPodの類をカーオーディオに繋いで聴く人が増えた、というのは、ラジオ局の努力不足、という面もあると思うよ。だって、この番組表見てくれよ。
FM東京の日曜の番組表。
http://www.tfm.co.jp/on_the_web/timetable/sunday.html
大御所がずらっと並んどりますな。
悪く言えば、昭和っぽいというか。
 
ニコ動に投稿される若手の音楽作品を日ごろ聞いている耳でFM東京聴くとね、もうダメです。かったるくって聴いてられない。
 
なんでそんなことになるかというと、若手のやる気のある人達がラジオ局で仕事をする、という流れが無くなっちゃってるんじゃないかと。疲れたオヤジ達ばっかりでラジオ局を回してるんからこういう事になっちゃうんじゃないか。だから、ネット解禁で一番に期待することは何かといえば、これをきっかけに「ラジオ局で仕事したい!」っていう若い人が増えることなのだよね。