chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

成長してない

新入社員の対応って、なかなか大変だ。既に20歳ぐらい年が離れているのだよ。ついつい「触らぬものに祟りなし」ってことで、ほっぽらかしにしてしまいがちなのだけど、明らかにサボってるのを無視するわけにもいかず、かと言って叱りつければ仕事がはかどるわけでもなく、1対1で番をする訳にもいかず、偉そうなこと言ったって俺の手取り16万w。儲かる事をしている訳でもない。明らかに俺の方に火の粉が飛んできそうな時は怒るけどw。
 
日本企業が直面している問題と、新入社員が直面している問題って、類似点があるような気がした。すなわち
 
・利益率の低い簡単な仕事は、面白くない。やりたくない。
・かといって、利益率の高い高度な仕事をこなす能力は無い。
 
いや、これは新入社員だけじゃないね。今の日本人の全体の問題だ。だから、イコール日本企業の直面する問題なんだな。
これに対する答えは2種類。
 
・簡単な仕事をやって低収入に甘んじる。
・資産を食いつぶして「高度な仕事をこなす能力」を獲得することを目指す。
 
実際問題としては、世の中に転がっている仕事の大半は、「利益率の低い簡単な仕事」なのである。そこを避けて通ることができるのはよほどの金持ちだけだ。だから、全体的な事についていうならば、「利益率の低い(=収入の低い)簡単な仕事はやりたくない」という風潮は正さなくてはならないと思う。が、これを鼻の高い新入社員にどう教えるか。難しいなぁ。
 
簡単な仕事がこなせないのに、高度な仕事ができるようになんてならないだろ、という見方もある。しかし、そんな余計なことをやりながら成長目覚しい分野に追従するのは困難というのが今の時代。
 
自分は「簡単な仕事をやって低収入に甘んじ」ている口だね。国際競争という観点から考えれば、長期的に見てこの先の自分の実質収入が今の1/3・・・月5万円相当ぐらいまで下がる可能性は、覚悟しておかないといけないと思っている。それ以上は?・・・それって国の経済が破綻する以外は考えられないので、そうなったら田舎で百姓やるしかないねぇ。