chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

価値ある行動とは?

 
まぁ、そんな事をぐるぐる考えている今日この頃なのですが。
 
例えばこの連休中。価値ある行動?そんなもの、何にもしてないね。人の役に立ちそうなことなんて何にもしてない。 
 
しかしこの、「人の役に立つ行動」ってのもクセモノでね。別になにも不自由してない人に「何かお手伝いできることはありませんか」なんて聞いてまわることが「価値ある行動」なのかというと、そんな訳は無いのであって。
 
やっぱり、「人生の価値って何よ?」みたいなことに関して、その人なりの答えが無いことには、方向性は定まらないものなんだろう。
 
残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法、橘玲 --- 金融日記 藤沢数希
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51751062.html

この本の幸福論もまた面白い。
人間の心というのは長い進化の過程で、それが生存上有利だからという理由で獲得されたものだ。
つまり人間の心は個体の生存と繁殖に有利な行いをすると快楽や幸福を感じるようデザインされており、不利な行いをすると不快や不幸を感じるようになっている。

ブコメではこの他にもいろんな論点が批判の対象になっていますが、これぐらい割り切った考え方を受け入れられなければ、「金融」などというストレスフルな環境で生き残って行けないだろうということは理解できる。誰がどう非難しようと、実際にこの人達はこういう考え方で名を上げて生き残っているのだ。それはそれですごいことだ。
 
自分も、そういう事に疑問を持たずに素直に受け入れられる人間だったら楽だったのにと思うがまぁ、そういう思想に身も心もどっぷり浸かってしまいたいとも思わない。つまるところ、それぞれの人が各自で「信じる道」を進むしか無い、みたいな所が落しどころになるのかな。ここでいう「信じる道」とは、ある人にとっては「宗教」かもしれないし、ある人にとっては「科学」や「アカデミズム」かもしれないし、ある人にとっては「恋人」かもしれない。ある人にとっては「お金」である場合もあるだろう。それがどのようなものであるにせよ、自分の信じられない物に従って生きるよりはましなはずだ。
 
さて、俺は、何を信じて生きますかね。