仁義かぁ。

「仁義の口上」の寅さんの例。

わたくし、生まれも育ちも東京葛飾柴又です。姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。
皆様ともども、ネオン、ジャンズ高鳴る大東京に仮の住居まかりあります。不思議な縁持ちまして、たった一人の妹の為に、粉骨砕身バイ（売）に励もうと思っております。西に行きましても、東に行きましても、とかく土地土地のおぁ兄さん、おぁ姐さんに、ご厄介かけがちなる若僧でございます。以後見苦しき面体お見知りおかれまして、恐惶万端引き立って宜しくお頼申します。
第一作の中のアイツキ仁義の口上より

　
仁義かぁ。仁義ねぇ。
　
そもそも、実名でブログやってない時点でもうアウトだよねぇ。
　
平和な田舎で育った自分は、「仁義」っていう物の考え方に鈍感だと思う。田舎では、なんとなくのお付き合い、なんとなく昔から続いている決まりごとを、なんとなく守っていれば、それでつつがなく物事が進む。
「仁義」を疎かにする考え方は田舎っぽいし、自分もその１人なんだなと。田舎では田畑さえ耕していれば食っていけるからな。