放射化 --- wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E5%8C%96
放射化(ほうしゃか、Radioactivation)とは、もともとは放射能が無い同位体が、他の放射性物質等から発生する放射線を受ける事によって、放射性同位体となること
同位体の一覧表
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E7%A8%AE%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
すごい種類があるのな。
疑問に思ってたのは、「放射性ヨウ素の半減期は8日」とかいうけど、半減するにあたって放出された中性子がほかの原子に取り込まれて放射化してるんじゃないの?と。ヨウ素から受ける影響は確かに8日で半減するかもしれないが、その周りにあった元素が放射化して、また中性子を吐き出す、ということを繰り返している間は、放射線のリスクはそんなに減少しないんじゃないのか?
ポイントは、半減期が数分とか数秒とか極端に短い物がある一方、数億年とかいう極端に長いものもあるということのようだ。いらん子の中性子がパチンコ玉みたいにあちこちぶつかって、取り込まれたり放出されたりを繰り返しているうち、最終的に半減期が極端に長い同位体になり、そこで安住の地を得る・・・と。そうなれば害はほとんど無くなる。安定した同位体は酸素や窒素にもあって、その量は問題になっている放射性元素なんかより、はるかに多い。いらん子の中性子のほとんどは短時間でそういう所に取り込まれるので、話題に挙がる放射性元素以外は実質問題にならないのだな。 それで、放射化が問題になるのは、原子炉のような、極端に中性子が多い場所のみに限定される訳だ。