chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

カラーチェッカーの有効活用

先週amazonでポチったカラーチェッカーパスポートが届いた。
早速、少し使ってみてわかったこと。
 
・基本的に、RAWデータが前提。
・カラーチェッカーのオマケに付いているソフトは.DNGという形式の画像ファイルしか読み込めない。アドビの独自RAW形式ね。
Adobe LightRoomjpegを.DNGに変換できる。これをカラーチェッカーに読み込ませて、.dcpというデータを生成させる所まではできた。が、その.dcpファイルはRAWデータじゃないと使えないことが判明。RAWデータだと、Lightroom上で「カメラキャリブレーション」の所で作成した.dcpを選べるが、Jpegだと「埋め込み」と出て変更できない。
jpeg画像に対してのホワイトバランス再調整に使えるというのは解った。
・LightLoomの諧調補正はそこらへんのツールより使いやすく、高画質っぽく見せやすい。これは使える。
・ipeg画像に対して、マクベスチャートを利用した自動色補正は対応してないっぽい(?)。
・コンパクトデジカメは普通、jpegしか対応してない。RAW対応してるのはデジタル一眼。
・つまり、デジタル一眼じゃないとカラーチェッカーほとんど意味なし。
・あくまでデジカメや照明に依存する色ズレの「補正」が主眼の、融通の利かないインターフェース・・・。
 
・照明の問題で奇麗に写ってない画像は、どういじっても奇麗にならないらしいのはLightRoomでも同じ。照明に凝った方が正道だ。
LightRoomにいろいろフィルターがプリセットされているが、基本的にはすべて画質を落とす方向のフィルタ。まぁ当然ちゃぁ当然なんだけど。
マクベスチャートの情報から元の色合いを復元するような機能が、jpegでももうちょっと使えるんじゃないかと思っていたのに、そこは期待外れだった。が、そこで諦めず、何とかしたい所だね。
 
・RAWデータ保存できるカメラで、マクベスチャートが映っているディスプレイを写して補正させると、ディスプレイの色ズレまでまとめて補正される。理屈通り。やったぜ。つまり何でもいいからRAWデータに出来さえすれば、色補正させることが可能。
 
・チェキでマクベスチャートを撮影した写真を、さらにデジタル一眼で撮影し、カラーチェッカーでカラーキャリブレーションのdcpファイルを作ると、チェキとデジタル一眼の色ずれを纏めて補正できる。一応。ただしチェキの写真はかなりオーバー露光気味なので、白トビしてしまったところは、どうにもならない。白トビ直前のところの色補正も変。そりゃそうだ。