chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

お金で買えるもの、買えないもの

 
お金で買えないものが本物で、
お金で買えるものはみんな偽物
 
なんていう事はないのだけれども、色々考えていると、よくわからなくなってきた。
 
たとえば、風俗に行くだろ。お金払ってサービス受けるだろ。そこで得られるものはニセモノなのかホンモノなのか。まぁ、普通にニセモノだろうな。でも100%全部がニセモノなのか。1%でも2%でも、ホンモノな部分もあるかもしれない、っていう事じゃないと寂しい。
 
食事。お金を出して食べる。これはまぁ、ホンモノだ。食べないと生きて行けないしな。でも、それが何の心もこもってない、機械で生産されたカップ麺のようなものだったとしたら、それを食べることで得られる今日の命はホンモノなんだろうか。いや、ホンモノですよ。ニセモノの命なんかあるか。・・・本当に?
 
まぁ、仮でいい。仮に、
お金で買えないものが本物
お金で買えるものはみんな偽物
なのだとしたら、GDPっていうのは世の中のニセモノの総量を測っているに過ぎないことになる。もちろん、たとえ偽物であったとしても、その価値がゼロという訳ではない。そこに込められている気持ち・・・それはお金では買えないもの・・・に価値があると考える。
 
 
逆の考え方もあるだろう。
お金で買えるものが本物
お金で買えないものは偽物
 
つまるところ、「お金を信じますか、信じませんか」という話だな。お金を信じるなら後者、信じないなら前者。
あんまり原理主義的に両極端になるのもまずいが、そういう考え方もありうる、という程度のことは気にとめておいたほうがいいかもしれない。