chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

エアコン電気代低減作戦

 
ネタ元:
日本のエネルギーは今後どうなる --- 小寺信良のEnergy Future
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1111/25/news019.html

この中で、目を引いたのが用途別の消費電力のグラフ
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1111/25/news019_3.html
時間帯にもよるが、空調が40〜60%を占めている(!!)
 
つまり、皆がエアコン使うのを止めれば、原発も要らないし火力発電の増設も要らないってことだ。
 
もっとも、そうなると、夏なら熱中症、冬なら寒さで凍え死ぬ人が相当数出るだろう。その数たるや、原発事故の放射線で死ぬ人の人数より、はるかに大人数になることは、おそらく間違いない。 
 
では、原発をどんどん動かして、もしくは火力発電を増設して、エアコンをガンガン使うのが正義なのか?
 
暑さ寒さを我慢しますか? 
大気汚染を我慢しますか? 
それとも放射性物質汚染を我慢しますか? 
さぁどれにする?
 
・・・みたいな話は、あんまりうれしくないよな。
 
で、科学技術の進歩として目指すべきところは、ほとんど電気を使わないエアコンが出来ればいい、という話になる。エアコンが電気を使わないなら、原発を止め、火力発電の増設も不要で、なおかつ熱中症や凍死する人を救うことも出来る。
 
エアコン自体の省エネ化はもう、かなり来る所まで来ていて、この先さらに劇的に改善するのは、物理法則的にかなり厳しいレベルまで来ているのではないかと思う。改善する余地が大きいのは、建築物自体の断熱だろうな。参考になるのが冷蔵庫で、冷蔵庫は断熱材の性能向上とともに、飛躍的に省エネになった。ということで、冷蔵庫並みの断熱材を建築物に使えばいいじゃんか、というアイデアは当然出てくる。
 
ということでググッて出てきたのがコレ
真空断熱材が住宅の省エネにも貢献 - NEDO
http://www.nedo.go.jp/hyoukabu/jyoushi/panasonic/index.html
 
年間約2万円のエアコン電気代節約になるという効果を大きいと見るか少ないと見るか、微妙な所ではある。
 
ハイブリッド断熱ボード「ブイパックボード」の価格は1万円/m2 ぐらい。家一軒分となると、けっこうな額になるなぁ。

そこまで上等じゃなくても、手軽にDIY的に使えそうなものだと
アルミプチ
http://www.putiputi.co.jp/shohin/putiputi/catalog/almiputi.html
http://store.shopping.yahoo.co.jp/p-maruoka/050302-0471.html
0.9m x 10m で3200円。安っ!これ1枚で25mm厚のグラスウール相当。
これを20枚ぐらい重ねると真空断熱相当になるわけか。でもそうなると、隙間や建材経由の熱伝導の影響が大きすぎて、壁の断熱性能だけ上げてもあまり意味なくなってくるだろうな。