ファンヒーターの灯油の減りが早いのだ。
引越し前は数時間石油ファンヒーターを使うと、ブザーが成り出して「換気してください」と警報が出て、けっこうちゃんと換気しないとダメだったんだが、築30年のこのアパートに引っ越してからというもの、一度もその警告がでない。ということは、この部屋って全然気密性が無いってことなんだろうなぁ。換気忘れても一酸化炭素中毒になる心配がなくていいや、なんて最初は思っていたけど、流石に灯油の減りがこれだけ早いと、しょっちゅう買いに行くのも面倒だし、お金かかるし、真面目に対策する気になった。
(1)隙間対策
古典ですね。細長いスポンジの裏に両面テープが貼ってあるやつ、5m100円で安い。5個ほど買ってきて、出入り口と窓の所を処置。アルミサッシの気密性なんていまどき気にも留めないが、流石に30年前のアルミサッシは隙間が多い。隙間から外の音が聞こえてくるもん。この処置だけでだいぶまともになった気がする。
(2)窓対策
透明のアクリル板とかで、簡易2重窓みたいなことができないかと思ったんだが、さすがにそれはちょっとお金かかりすぎる。梱包用プチプチが安くて保温性も高いのでこれを有効活用しようと買ってきた。
保温用にはアルミプチが有名だが、普通の透明のプチプチでも2枚重ねすれば、アルミプチ並みの保温性があるらしい。
http://www.putiputi.co.jp/shohin/putiputi/catalog/almiputi.html
プチプチ1枚で、25mm厚のグラスウールよりちょっと劣る程度の保温性って、なにげにすごくね?
これをそのままガラスに貼ったんでは、あまりにも貧乏臭いよな。いろいろ考えて、カーテンの裏をプチプチで処置することにした。カーテンは2重で、1枚がレース、1枚が厚手のものなんだが、厚手のものは朝日が入らないのが嫌なのでいつも開けていて、レースのカーテンだけのことが多いのだ。レースなので当然保温性なんか無かった。なので、レースのカーテンの裏側にプチプチを安全ピンで止めてみた。見た目は以前とほぼ変わらず、保温性アップ。カーテンの開け閉めにも意外とじゃまにならない。
実際やってみると、ガラスを伝って降りてきた冷気が、プチプチの下の端に溜まってそこだけすごく寒い。カーテンは前の部屋の物をそのまま流用したせいで、少し寸足らずなんだよな。ここはちょっとプチプチを長めに処置。はみ出してカッコ悪いが、このぐらいは我慢しよう。
(3)のれん
出入り口にのれんを付けよう。長めのやつ。部屋の出入りの時に暖気が外に逃げるのを減らすことが出来る。
(4)フローリングにカーペット敷く?
フローリング寒いのよ。しかしカーペットもそこそこいい値段するので、ちょっと考える
(5)壁に本棚を置く
普段あまり使わない部屋の本棚を、わざわざいつも居る部屋に集結させる。壁で空気が冷やされるのをを少しでも遮断できるように。本棚の裏にもプチプチ貼っとくか。
(6)扇風機を弱で
築30年のアパートって、天井がちょいと高めなのよ。天井は高い方が好きなのだけど、暖房効率という面では、暖気が上に上がってしまって、下のほうが寒い。なので、上の暖気を下に降ろすように軽くファンを回してみたらどうなるか、ちょっとやってみよう。