chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

くだらない物事に、神は宿る

 
「細部に神は宿る」っていう話のアレンジで、
「くだらない物事に、神は宿る」というのもアリではないかと思った。
ここでいう神っていうのは、一神教の神じゃなくて、八百万の神の神ね。
 
ついでに、「萌え」って何なんだ、っていう話、「萌え」はもともと同じ発音の「燃え」をもじったもの(スポ根マンガ・スポ根アニメの「燃え」)に対して、「エロとかロリ方面に燃え」たものを表現する為に「萌え」という漢字を当てたものだと思っていたが、但しそうすると、「工場萌え」「電子部品萌え」の「萌え」って何なんだ、という話になる。これも、「神が宿ってそうな感じ」というのが、「これは萌える」「これは萌えない」っていう判断の基準になっている気がしないでもない。

とすると、フィギュアの造形師が、1周回って仏像作り出しちゃったりする話も、自然な流れなのかもな。

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コミケとか、コスプレとかの何が面白いってさ、「くだらない」って事なんだよね。
 
参考:

なぜ野尻さんのSFがそう明るくなるのか?それはピアピア動画にかかわるひとたちが徹底的にどうでもいいこと、訳に立たないことに執念をもやすひとたちだからだ。お金を儲ける、情報をうまく処理する、正しい答えをみつける、そういう役に立つことはやがてコンピュータのほうが人間よりも上手くできるようになるにちがいない でも、これらの遠い未来にどれだけ科学が発達していたとしても、役に立たないことを一生懸命にやる世界が残っていればそこには人間の幸せな居場所があるにちがいない。野尻さんはそう信じているように思うのだ。

by 株式会社ドワンゴの代表取締会長川上量生さん

 
で、私の感覚としては、くだらない事に八百万の神が宿ると考える・感じるのならば、それってすごく腑に落ちるというか、自分の宗教観的にしっくりくるのだ。