chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

ガソリン税に倣って、電力税もアリなんじゃないか

 
太陽電池で発電した電力を、電力会社が買い取る時の値段が高すぎるという話から。
 
諸外国の事情や、その他の発電方式と比べて、相対的に高い、という話は解る。でも、負担できない金額ではない。おまえら電力の無駄遣いしまくってるじゃん。その態度を改めずに、高い高いって言われてもな。安い買取価格に見直させることに成功したとして、それでどういう国づくりをしたいのか、という話をもうちょっと聞かせてくれよ。
 
で、町を見渡して思ったのよ。日本全国津々浦々、立派な道路をタダで使えるじゃん。あの道路の建設コストって考えたこと有る?たった100mほどの距離の道路に数千万円以上かかってるんだぜ。それが日本全国津々浦々って、気の遠くなるようなコストだよな。それをみんなタダで使える。ありえねぇ。これには自動車関係の税金と建設国債が原資になっているわけだな。
 
結局ガソリン税は撤廃されず、道路屋さんには潤沢な資金が用意される一方で、なんで太陽電池にはそんなケチをつけられにゃならんのだ。道路の財源調達の仕組みを応用すれば、日本全国津々浦々に太陽電池を設置して格安で利用することだって可能なんじゃないか?
 
自動車重量税ガソリン税みたいに、まず商用電源を使う機器には、消費電力に応じた電力税をかける。省エネ製品の税金は安くなり、逆に発電する機器には補助金を。さらに、毎月の電気代にも電力税を上乗せする。道路脇に立っている電柱は全部公有財産として、電柱の保全も電力税で面倒を見る。その分、電力会社への電気代は少しは安くなるはずだな。道路に立っている電柱は全部公有財産という事になれば、電柱利用の公平性を保つことが容易になる。電力会社以外が発電した電気を変電所まで送るのに必要な電柱増設の費用も電力税から回すことが可能になる。
 
電力と道路を一体管理できるようになれば、道路の上に太陽電池を設置するということもやりやすくなる。相当な面積を確保できるぞ。通行の邪魔にならないように設置工事するのは面倒だが。
太陽電池は一定期間経って元を取った後は利益を生む物になる。20年ぐらいの耐久性が期待されているから元を取ったらメンテ費用もそこから賄うことが可能になる。
 
東京都の道路の総面積
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/douro/gaiyo/06.html
182km2もあるんだってよ。山手線の内側の面積が65 km2と言われているから、道路だけでその3倍もある。
 
参考:
http://www.tepco.co.jp/nu/qa/qa01-j.html
利用率12%ってどうなんだと思って実績データ見てみた
http://www.sbenergy.co.jp/ja/business/attention.html
夜間ゼロで朝夕の発電が少ないので、24時間で平均するとそうなるな。晴の日の日中で40%程度という日が多い。