chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

電子マネー、電子書籍

 
電子書籍については、単純に本棚がいっぱいでこれ以上本を増やしたくないこと、仕事上はほとんどPDFなどの電子データで用が済んでいるので、書籍もそのノリで行きたいこと等の理由で、積極的に利用していきたいと思っている。
 
おサイフ携帯については、知り合いの中には、既にかなり前から、「ほとんどおサイフ携帯で間に合うので、今日現金持ってないわ」なんていう人も居る。が、私は現金派。私用の携帯の使用頻度が低く、よく充電を忘れること、水に落としたりして使えなくなる等のトラブルを考えると結局は現金も併用したいということで、それなら現金に統一したほうがいいじゃないかと。
 
本のように、かさばって収納できないほどの現金を持っているわけでもないしなw。
 
現金の場合、それ自体に精巧な加工や印刷が施されていて、それ自体がある種の工芸品としての価値を持っている訳だが、その価値をどう考えるのか、という点もあるよな。本と電子書籍の関係で言えば、本の質感とか、紙であること自体に価値を見出す人と、書かれている情報にしか興味が無い人とでは、電子書籍に対する姿勢が全然違ってくる事にも似た問題。電子マネーになっちゃったら、お札を団扇みたいに持って扇ぐ、とかできなくなるけど、それはいいの?w的な。
 
流れとしては、電子マネー化はどんどん進めるべき。私企業に任せてないで、法律作って日銀が早く電子マネーも取り仕切れよ、と思うレベル。 ただし、「行き過ぎた合理化がもたらす弊害」みたいな問題とのバランスが難しいよな。
 
例えばコンビニでおサイフ携帯を使うためには、次のような条件が揃っている必要がある。
・携帯が故障してないこと
・携帯のバッテリが切れてないこと。
・コンビニの端末に電力会社から電力が供給されていること
・コンビニの端末が必要なサーバーにネットワークで繋がっていること。
・そのサーバーが故障してないこと
etc.
 
もし、大地震のような災害が起こった時、この全てが常に正常に稼働していることを期待するのは難しい。一方、現金なら? 手持ちの現金がある限りは、電気も通信ネットワークも無い状況でも、その場で決済が完了する。この機能はすてがたい。もっとも、最近は必要な額だけ都度ATMでおろして少額の現金しか持たないことがほとんどなので、大規模災害時には五十歩百歩だけれども。
 
映画が出来たからといって演劇が無くならないように、TVが出来たからといって映画が無くならないように、電子マネー電子書籍も、完全に置き換わったりはしないのだろうなぁ。