chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

ドレストフォトンの記事

ネタ元:
発光するSi、今度は本物か
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20130416/277071/
 
これは凄いと思ってちょっとググったらこんな資料が出てきた。↓
 
大津局在フォトンプロジェクト
http://www.jst.go.jp/erato/evalution/follow/otsu_s.pdf
 

近接場光の動作原理を利用できる分野は光情報通信、光情報処理、光情報記録、光加工、光計測、入出力インターフェイス、ディスプレイシステム、化学・バイオ・医薬応用分野、メカニカル分野(MEMS)、エネルギー分野と多岐にわたっている。このうち近い将来に実用化される見通しの大きいものに、表面平坦化、可視光の利用(太陽電池光触媒の高効率化)、白色 LED、クロック発生器、バイオマーカーなどが上げられ、それによりもたらされる市場の規模としては、2015 年 7 兆円、2020 年 26 兆円と予測されている。

ナノメートルオーダーの先端部を備えた高効率ファイバープローブ」が、日本の卓越した光ファイバー技術を足場に大津らにより選択エッチング法で得られたのは 1990 年代前半4であり、これを一つの契機としてわが国の近接場光科学技術の分野が世界に先んじて展開されることになった

 
 
第一印象より遥かに凄い技術のようだ。こんなに応用範囲が広く、シンプルで、かつ、関連した発見が今後も続々と出てきそうなテーマというのは、なかなか無い。将来の科学の教科書に載るレベルだと思う。 こんな王道ともいえる分野で、今現在、正に世界の最先端を行っているというのは凄い事だ。
 
 
シリコン発光の記事で知ったのだが、ネットで調べてみると、太陽電池の発電効率UPへの応用の方が先に研究が進んでいたんだな。
 
近接場光が拡げる省エネルギーの可能性:ドレストフォトン(光子)技術
http://www.nedo.go.jp/content/100184123.pdf
 
 
 
 
最近のシンポジウムの発表一覧
 
2013年春季 第60回 応用物理学関係連合講演会
http://uuu.t.u-tokyo.ac.jp/jpn/file/jsap2013s_ohtsu.pdf
 

 
掲示板の評判はこんな感じ
http://blog.livedoor.jp/dazai3/archives/51994303.html
わかってねーなーこいつら。いろんな既存技術との組み合わせで、いろんな分野で掛け算で効いてくる技術だってことが凄いの。