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トヨタの急加速事故は欠陥だらけのファームウェアが原因？――原告側調査の詳細 (1/3) ---EETimes
http://eetimes.jp/ee/articles/1311/11/news072.html
これはヤバイね。しかし、こういう問題がこういう形で指摘されるのは時間の問題ではあった訳で、トヨタの経営陣は脇が甘かったと言わざるを得ない。
おそらく、アメリカでこういう事がおおっぴらに公表されたという背景には、欧米の主要な自動車メーカーは、この手の問題にかなりのレベルで対応できている、という事を確認した上で、トヨタをやり玉にあげているに違いない。これはヤバイ。今、トヨタの経営陣に出来る事と言えば、原告に多額のお金を積んで黙らせる事ぐらいしか無い訳だが、そんな事で鎮静化できるのかどうかは、かなり微妙だ。
かといって、指摘された事全てを改善するには、うまくいって5年、下手すると10年コースになるはずだ。ソースコードの品質を上げる事は大事だが、ソースコードの品質を上げさえすれば類似の事故の再発を防げるというほど単純な問題ではない。少なくとも、現状のECUとそのソフトは、指摘されたような問題点があるとはいえ、現実の不具合の発生確率を非常に低い頻度に抑え込む事に成功している事は事実。弁護できるとするならその点だな。指摘された問題点全てに誠実に対処しようとするなら、ほとんどゼロベースでソフトを再構築する事になるはずだが、その時に、今の不具合発生確率のレベルに再び達するのは並大抵の事ではない。想像しただけでも気の遠くなるような話だ。
これはヤバいね。
ちなみに私は、ECUのソフトなんてほとんど信用してない。詳しい人ほど同じ感想を持つんじゃないかな。電子制御の自動車には極力乗りたくない。
