chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

ねじ止めブレッドボード

 
FPGAの原理を、普通のプリント基板に応用できないのかなーという所がスタート。
いろんな実験回路を便利に組む機材としては、ブレッドボードがスタンダード。昔からこの手の物は色々考案されてはいるけれど、結局ブレッドボードが生き残っている。
 
ブレッドボードの欠点は、その場限りの短期間の実験には良いが、その状態で長期間運用するには不安定すぎると言う事。部品や配線が簡単に抜けてしまう。部品は箱にでも入れれば良いが、配線がすぐ抜けるのは困る。
 
FPGAの場合、配線の切り替えをMOS-FETで行っている訳だが、それをそのまま大きなプリント基板に拡張しようとすると、単純にコスト的にもったいない。もっと安く、スイッチの代わりになって、なおかつ長期安定性のあるもの・・・というと、ネジ。昔からある普通のネジでどうよ。
 
イメージとしては、基板の表には縦のパターン、裏には横のパターンを書いておく。クロスするポイントには予め穴があいていて、そこにネジをねじ込むと、裏と表が導通する。それで配線を作る。
配線が縦横の貫通だけだと使い物にならないな。縦横を繋ぐだけじゃなくて、分断されてる縦縦・横横を繋ぐ方法も必要か。そうすると4層ぐらい必要になっちゃうな。層が厚ければ、ネジの長さ違いで配線分け可能だな。表から短いネジを入れると縦縦、裏から短いねじ入れると横横、長いねじだと縦横。が、コスト的にはヤバいか。