具体的に、長寿命な電気製品のキモは何だろう。
修理の事例をググってみてたら、案外、単純な事が多いと気がついた。
・電源電線の断線
本体からケーブルが直接出ている物。多いよなこれ。経験的に、かなり多い。
→コネクタにすると電線の交換が容易。コネクタからの電線の引き出し口も断線しやすい
・使用環境の問題 これも多い。
・ホコリ
・ゴキブリなどの虫が原因の故障
→密閉化が有効
・使い方の問題
・タクトスイッチが反応しなくなる。よく使うスイッチほどよく壊れるのでムカつき度高い。
→毎日操作するような使用頻度の高いスイッチは、タクトスイッチ禁止。
・液体をなかにこぼす等
→密閉化が有効。防水性があればなお良い。
・コネクタの半田不良、接触不良
→コネクタがらみは、安かろう悪かろうがほとんど。なので、高級品を使えば解決する。伊達に高い訳じゃない。
・バッテリ内蔵機器でバッテリ切れ
→電気2重層コンデンサとフラッシュメモリ、小型太陽電池の組み合わせでなんとかならないか。
・可動部分の故障
→可動部分を極力なくす。
・電界コンデンサ
→他の部品にする、もしくは何倍も余裕を持たせた設計にする
・その他、電子部品の偶発故障
要約すると、人が操作する部分の耐久性と密閉化、電線の処理が故障原因のかなりを占めているんだな。経験的にも、確かにそんな感じがする。
電界コンデンサの寿命の問題は有名だけど、あらゆる故障原因の中では、それほど比率が高い訳ではない。