chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

経済政策について考えた事メモ。

 
・消費税をやめればGDPは上昇するか?
ダウト。収入が増えなければ、商品の値段が下がっても、消費につかうお金の金額は増えない。
 
・名目GDPを増やす方法は、私の頭で考える限り少なくとも3つある。
 ・インフレで給料と物価を上げる。これに対して都市銀行が抵抗しているので、その対策を打つ。
 ・お金の循環を早くする。月給じゃなくて毎日日給振込みを原則にする。会社間の取引も手形をやめて即日清算を原則とする。ボーナスは年6回ぐらいに分割してこまめに支払う。足りない運転資金は銀行から融通してもらう。銀行に積み上げられている現金は大量にあるし、ITを駆使するなら、理屈では可能。てか、これだけお金の取引がオンラインで行われるようになってるのに、基本ルールが紙でやってた時代から変わってないっておかしすぎるだろ。
 ・融資がもっと円滑に行われるようにする。非正規社員の何が問題かというと、正社員と比べて大型のローン(住宅ローン)を組みにくくなるという事。そのために、結果として世の中に出回るお金が減少してしまうことが問題。非正規社員であっても正社員と同レベルの大型ローンを組めるようなシステムが必要。
 
住宅ローンに関しては、住宅が余る状況になれば、そのうち頭打ちになるという構造的な問題が有る。では、住宅ぐらいの大きな支出を個人がする可能性があるテーマとは、他にどういう物事があるだろう。住宅ほどではないが、自動車ローンはそれに準じる。実際、なんだかんだいっても自動車業界が他より景気が良いのは、自動車ローンのお陰といっても過言ではないだろう。現状、すでにうまくいっているので、自動車ローンのために政策としてこれ以上何かをする必要はなさげ。
 
次に思いつくのは、例えば大型子育てローンのようなもの。子供がほしいがお金が無い、という人に対して、ぽんと2000万ぐらいの融資ができるようなシステムがあれば良いのではないか。ただし、これの問題は、いざ「ローンが払えない」となった時に、抵当に入れた住宅で清算する、というような事ができないという事だ。子育てローンが払えなくなったので、子供を人身売買してその代金で借金を返済します、という訳には行かない。倫理的な問題がある。
 
が、これ、なかなか微妙な問題だよなぁ。「お金が無いから子供を作らない」と、「借金して子供をつくったが、借金返済のために子供を売り飛ばします」、全体主義的な考え方で言えば、後者の方が本来は、まし、な選択なはずなのだ。売り飛ばされる子供の不幸について考えられてない事が問題なのだが、では、そもそもお金が無い為に、生れてくる事すらできなかった子供は不幸ではないのか。その不幸について、本当に何も考える必要はないのだろうか? わかんねぇ。