chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

AKBのこととか

 
まゆゆが卒業を表明して、まゆゆが居なくなった後のAKBってどうなるんだろう、とか思って、改めて今の状況を見てたんだけど、・・・うーん、まゆゆ推しだった人の受け皿になりそうな人って、AKB内の若手には、なかなか居ないよね。一部のファンはAKB内の他の人に推し変するんだろうけど、まゆゆ卒業と一緒にAKB推し・アイドル推しも卒業するっていうファンが、かなり多いんだろうなぁ。
  
 
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話は変わるけど、AKBの何が嫌って、レコーディングの補正無しには、歌がへたくそすぎるんだな。これもまぁ、遡れば歴史のある話で、少なくとも30年も昔の「おにゃんこクラブ」までさかのぼる伝統芸能なんだよな。
 
当時は、ちゃんと歌のうまい先生の個人レッスンをみっちり受けた上でデビューするってのが定石だったのを、「かわいけりゃ歌が下手でもいいんだ」って開き直った上で、楽曲の方で工夫してヒットさせたってのは、試みとしては、なかなかロックな話だったんだよな。既成概念を打ち壊す的なさ。
 
エレキギターが最初は音を歪ませないのが当たり前で、歪ませたらNGだったのを、がんがんに歪ませてヒット曲出して、結局、歪ませるのが当たり前になっちゃったロックみたいな話で、30年前には画期的だったおにゃんこクラブの試みが、歌がへたくそなのが当たり前も、いよいよここまで来たかって感じですよ。感慨深いよな。
 
AKBがなんで歌がへたくそなのかってのは、まぁヤボな話で、そこに彼ら(≒やすす)なりの美学があるんだろうなぁっていうのは理解する。だってさ、早い子は中学生からAKBやってるんだよ。それで、ちゃんとした歌の先生についてレッスン受けてたなら、泣いても転んでも誰だって高校卒業する頃には、もうちょっと上手く歌えるようになってないと、おかしいんだよ。それがそうなってない。その気になればお金が無い訳でもないのにさ。意図的に歌のレッスンを受けさせてないの。
 
まぁ、それも解らん話でも無い。先生に教わると、どうしてもその先生のクセがうつるからな。例えば、広瀬香美の歌のレッスン番組とか見ていて、確かに効率は良いんだけど、そうすると、どうしても広瀬香美っぽい歌い方になっちゃう。ところが、プロとしては、「広瀬香美っぽい歌い方ができます」つっても、飯のタネにならんのよな。だって広瀬香美っぽい歌が好きな人は、広瀬香美の所に行っちゃうからさ。プロとして食っていくためには、オリジナリティが必要で、安易に先生に教わる事は、それを邪魔する要因になりえるんだよな。
 
で、歌がこれより下手にはなりようが無いレベルまで下がって、次に何が来たかというと、方言ですよ。アイドルといえば標準語が当たり前だったのを、ばりばり方言。もしくは、アイドルと言えば可愛らしいダンスだったのを、めっちゃ本格的なヒップホップやっちゃうとか。これもまぁ、既成概念を打破するという意味では、ロックだし新しいし進歩なのかもな。とは思う。