chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

現代の縄張り争い

 
低能先生の問題って、直接かかわった記憶がほとんど無いので印象に薄かったんだが、これを読んでちょっと理解した。
 
低能先生(本名・松本英光)に同情する奴等ってザ・クソサヨだよな
https://anond.hatelabo.jp/20180628103430
 
これって要するにさ、まるで遊び場の縄張り争いじゃんね。
 
考えてみれば、現代も至る所に縄張りというものはあるし、それにまつわるトラブルも多い。
 
最も個人的なレベルで言えば、世帯とか家庭とかは、1つの縄張りと言って良いだろう。部外者を拒否する権利があるからな。
もうちょっと上のレベルでは、学校とか会社とか。これもそれぞれが何らかの形で縄張りを持っている。
大きな話で言うと、国家な。国境ってのは、ある意味、縄張り争いの結果として生まれたと言っていいんじゃないか。
 
極左の人たちは、「国境なんて無くしてしまうのが理想だ」なんて言ったりする。でも、これは気を付けないといけなくて、それは極左の縄張り争いにとって国境が邪魔だと言っているにすぎなくて、別の切り口での縄張り争いを彼らが放棄しているわけじゃないという点だ。縄張りの切り口が違うだけなのだ。
 
そう考えると、移民問題で揉めるのは、まったく当たり前の話に見えてくる。長い歴史の中で、自分たちの縄張りを守り、部外者を排除した結果として生まれた国境なのに、それを超えて入ってくる人たちが政治的に歓迎される訳が無い。観光は別だ。政治的な力を持たないからな。
 
学校のいじめ問題も、ある種の縄張り争いの結果であるという視点が必要なんじゃなかろうか。
 
縄張り争いの最終形態が戦争であり、戦争はまだ無くなっていない。
 
という現実をふまえて、じゃぁどうすればいいのか。
 
・自分の縄張りを安易に拡張しない
 低能先生の問題って、ようするにこれでしょ。低能先生は増田を自分の遊び場と勝手に認識したが、それを認められない人が大勢居た。
 
・やむをえずアウェイな環境に身を置かざるをえない場合は、なるべく発言をさけ、存在感を薄くして、縄張りの主を刺激しないようにする。
 非常に動物的な、低次元な解決方法だが、しょせん人間なんてパンツを履いたサルなのだという視点も必要なのではないか。
 
・いざという時の為に、自分の確実な縄張りを確保する。具体的には私有地を所有するなど。
 
賃金交渉というのも、ある種の縄張り争いなのだ。なので、弱気なだけではダメな場合もある。
そこで争いごと・揉めごとを積極的に起こすべきなのかっていう話だよな。
金持ちケンカせずなどというが、それはつまり金持ちは十分な縄張りが既にあるから争わなくて良いというだけの話なんじゃないか。
 
・セクハラ問題とか、ポリコレとかも、要するに縄張り争いの一種と言えなくも無い。
 
・一見、無駄に見える広告やCMも、その本質が縄張り争い、縄張りの確保にあるとすると、そこに大金をつぎ込む意味が見えてくる。
 
いろんな揉め事について、考えてみると「それってようするに、本質は縄張り争いだよね」って言う話、実に多いな。