復刻版に、解説の本が一冊ついてるんだけど、基本、40年前そのまんまで、最小限の改訂しかされてないようにみえる。
説明してるのも、回路設計ができる人ではないんだろうと感じる。大切なところを軽く流し過ぎ。突っ込まれると答えられないからだろう。
「大人の科学」として復刻されたものだから、大人向けということなんだろうけど、本気で解らせようと思ったら小学生にも解るように書かないと、もともと解ってる人にしか解らない本になってしまっている。
表紙
・カラーにすべき。
・小学生向けのふりがながほしい(全体に言える事)
2ページめ
・「○○ページを読んでください」とか「以下の通りです」とか言う表現は解りづらくなるので、もうちょっと上手い表現を工夫すべき
・無駄な重複表現が多い。ちゃんとした編集ノウハウのある人に添削してもらってほしい。(全体に言える事)
・著者が明記されてないんだよな。それでこんな恥ずかしい状況が放置されている。
例。原文
「ブロックの配置」、「回路図」という用語が出てきますが、「ブロックの配置」はブロックの並べ方を表した図で、「回路図」は図記号を使って回路を解りやすく描いた図を指します。
「〜出てきますが」までの文章は不要。「ブロックの配置」の代わりに「電子ブロックの並べ方」と表題に書けばその説明も要らなくなる。「回路図」が「回路を解りやすく描いた図」ってそれ回路図を勉強して慣れてる人にとってそうだという話であり、この教材のターゲットにしている人にとっては全くあてはまらない。
修正案
実験を始めるには、まず電子ブロックをすべて取り外してから、「電子ブロックの並べ方」に書いてある図の通りにブロックを並べてください。このとき出来あがっている電子ブロックの接続状態のうち、要点だけを描き直したものが「回路図」です。
一事が万事この調子なんだよ。これがどれだけの人のやる気をへし折り、どれだけの経済的損失をもたらしたか。
チクショーめ。