・NPOはんだ付け協会 https://handa-npo.com/
協会と銘打ってはいるが、実態は (株)ノセ精機 (はんだ付け専門の会社)のサブビジネスである。はんだ付けを全く知らない人・未経験の人向けのとっかかりとしてはBest。女性でも大丈夫。ただし、この試験に受かったからと言ってプロとは言えない。 受験のための実務経験などは問われないので、マイクロソルダリング技術認定試験の前段階として履修しておいてもよいと思う。
・一般社団法人 日本溶接協会 http://www-it.jwes.or.jp/
溶接の一種として、はんだ付けの事も取り扱っている。マイクロソルダリング技術認定試験というのをやっている。資格も、業種ごとに、細かく分かれており、実務経験がないと受験すらできない。
http://www.jwes.or.jp/jp/shi_ki/ms/examination02.html
そりゃそうなるわな。
プリント基板へのはんだ付け技術と、電線へのはんだ付け技術は別の話なので、別コースに区別したほうがよさげ
プリント基板へのはんだ付け技術として現場で必要な話は、マイクロソルダリングの方でほぼ網羅されている。
はんだ付け ペーパー試験の問題
共通
・半田の種類と組成 それぞれの長所、短所
・フラックスの種類、長所・短所
・温度 合金層の形成の話
・Rohs規制の話
電線へのはんだ付け技術
・具体例
・コネクタ端子 丸型、角型、半田ポット、平端子、BNC端子
・不良はんだ付けの識別
・信頼性向上のためのテクニック
・収縮チューブ、結束、ホットメルトやエポキシ接着剤の利用など
・圧着、圧接との比較
・高電圧がかかる回路で特に注意が必要になるポイント
・アース線 UL
・特別な対応が必要になるケース
・ロボットケーブル
・コネクタのはんだ付け端子が金メッキだった場合
・タブ端子 →原則としては、圧着端子を使うべき
・エナメル線
・現在では使われなくなったテクニック
・半田あげ →スリーブ圧着に置き換わった
プリント基板へのはんだ付け技術
マイクロソルダリング技術認定試験 そのまんまでよかろう。
http://www.jwes.or.jp/jp/shi_ki/ms/hinsitu.pdf
・高電圧がかかる回路で特に注意が必要になるポイント
・例外的な対応が必要になるケース 上記のpdfに記載が無い
・部品の足のクリンチ 1A以上の3端子レギュレータやその種の形をしているもの
・大型の電界コンデンサ
・水晶発振器など、高温ハンダが中で使われている部品
・機械的なストレスがかかる部分
・現在では使われなくなったテクニック
・基板に電線を直接はんだ付け →原則としてコネクタ、またはボードインコネクタを使う
中級レベル 共通
・はんだの組成による特徴の変化の傾向
・銅以外へのはんだ付けの注意点
・金メッキへのはんだ付け
・鉄、ニッケルへのはんだ付け
・亜鉛メッキ、黄銅へのはんだ付け
・ステンレス、アルミ、クロムメッキへのはんだ付け
・鉛入り半田の酸化物の問題
・ウィスカ
・スズペスト
・析出 偏析
・高温ハンダ
・低温ハンダ