chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

PETGで3Dプリンタ

PETGとは何か。

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G-PETは結晶化を防ぐために、
PETのエチレングリコールの一部をCHDM(シクロヘキサンジメタノール)に変更したPETです。
(なので正確にはPET=ポリエチレンテレフタレートとは違う気がします。)
骨格中にバルキーなシクロヘキサン骨格を導入することで、分子が並んで結晶化するのを防いでいます。

なるほど、結晶化すると扱いにくくなるので、PETを3Dプリンタ向きにした素材な訳ね。
ちなみにPETボトルは上の説明でいう所の A-PET らしい。なのでそのまま加工しても3Dプリンタのフィラメントにはならないのだな。
  
乳白色のPETGが来たので早速テストプリント中。
PLAとちがい、ほどよい柔らかさがあるので割れにくい。ABSよりも柔らかく、割れにくい。
耐熱性は無い。50℃以上で変形する。
割れにくいというのはメリットばかりではなく、サポートがパキッと外れないという問題がある。カッターナイフなどで切れば良いのだが、ケガをしそうな少々危険な作業になる。サポートが大量につくような造形には向かない。
 
この特徴を生かすとしたら何だろな。
 
・タッパーのふた ぴったりなのが無い時に
・半透明素材で照明のカバーとか 月型のやつ作ってた人が居たな。
・コネクタキャップ、コネクタの抜け止め
・レンズキャップ
SSDの収納ケース ケース類は割れにくい方が良さげ
・電池ボックス
 
耐熱性の無さがボトルネックか。