chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

でかすぎる豆腐の問題

でかすぎる豆腐の問題というのがある。
豆腐でもプリンでも良い。
 
豆腐もプリンも、柔らかすぎるから、あるサイズを超えると、自重で崩壊してしまう。
 
これは色々な問題の例え話として引用できる。
でかすぎる建築物、でかすぎるソフト、でかすぎる組織、etc.
 
では、でかすぎる豆腐が自重で崩れないようにするにはどうすれば良いだろうか。1つは、豆腐自体を固くて丈夫なものにするという方法が考えられる。他には、柱や梁などの骨組みとなる構造体を内部に仕込んで自重に耐えるようにする等。
 
しかし、それを実際にやるとなると、別の疑問が生じる。そんな固い豆腐や、骨組みの入った豆腐は、それはもはや一般的な意味での「豆腐」ではない、のではないか?
 
豆腐というのは、あのサイズで、あの固さであるから豆腐なのであって、つまり「巨大な豆腐を作る」というゴール設定が、そもそも矛盾しているのではないだろうか? 「でかすぎる豆腐は自重で崩壊してしまう」という問題に対する正しい対処は、「豆腐を適切なサイズにする」ではないだろうか?
 
巨大な豆腐を作ることが何の役に立つのか?誰の役に立つのか?ということを冷静に見定めて目標設定しなければならない。