chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

おじいちゃんの思い出

色々と廃棄していて、昔の事を思い出した。
 
自分が小学校1年ぐらいの時に、おじいちゃんが自転車を買ってくれた。絵柄は、一休さんだった。当時リアルタイムで放映されて流行っていたアニメだ。おじいちゃんなりに、賢い子供に育ってほしいというような願いも込められていたのかもしれない。
 
父はおじいちゃんが19歳の時の子供で、父が36の時に生まれたのが自分なので、僕が生まれた時おじいちゃんは55歳、自転車をプレゼントしてくれた時が61歳か62歳ぐらいだったことになる。おじいちゃんは僕が12歳の時に認知症でしゃべれなくなってしまった。まだ67歳だった。糖尿病を患っていたので、そのせいで認知症が早まったのだろうと思う。おじいちゃんが亡くなったのは自分が高校生の頃だった。高1だったか高2だったかよく覚えてないが、確か72歳で亡くなった。
 
おじいちゃんとの思い出は、親族の心の中に有るだけだ。一般に何か知られるような大きな功績をあげるようなことは何もしていない。
ひいおじいちゃんについては、自分は何も知らない。おじいちゃんや父には、何がしか思い出があったはずだが、何も聞いてないし、何も残ってない。
おじいちゃんも父も亡くなった今、ひいおじいちゃんの事は本当に誰も知らないに等しい存在になった。
やがて、おじいちゃんや、父も、そして自分も、そうなっていくんだろう。 
人が死んでいくって、そういうことなんだなぁとしみじみ思う。