chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

墓参りロボット

「墓参りロボット」なんていうものができたら、どうなるだろう、ということを考えた。
 
「墓参りまでロボットで自動化かよw」って笑われそうだが、需要が全く無い訳ではないと思うんだ。
 
たとえば高齢者がお墓参りをするケースを考えてみよう。足腰が丈夫なら問題は無いが、お墓は坂が急なところがあったりする場合も多く、転ぶと危険だ。あるいは、すでに足腰が弱ったり骨折したりして、自力でお墓へ行くことが困難なお年寄りもいるだろう。そういうお年寄りのために、リモート操作ができ、撮影画像をフィードバックとしてベッドの上のお年寄りに見せてあげる、みたいなことができるなら、需要はありそうじゃない?
 
以前、寝たきりの人が人型ロボットを遠隔操作してウェイトレス・ウェイターの仕事をする、みたいなテストケースの話がニュースになっていたが、イメージとしてはあれに近い。仕組みとしてはほぼ同じで、コーヒーを運ぶ代わりに花束とお線香とお水をお墓の前まで運び、お墓参りの一通りの所作ができればいい。
 
海外からのお墓参りとか、定期的に自動で新しい花に差し替えるとか、そういう需要はありそうじゃない?
複数の墓地を管理しないといけない人にとっては、墓地から墓地への移動時間を短縮できるというメリットもある。
 
問題はコストだが、お金を持っているお年寄りはいるだろうから、可能性が全く無いということでも無いと思うんだ。
 
 
一方、お墓そのものをバーチャルな存在にしてしまうという方法も考えられる。
サーバーの中の3D空間にお墓を作って、そこにお参りするというスタイル。
骨は散骨でもしてしまえばいい。