ツタヤで適当にアニメの1話を借りてきて流し見している。なんか、イマイチのものばっかり。キャラに感情移入する人なら楽しく見れるのかもしれないとは思う。
アニメの「時をかける少女」も、いまさらながら見た。これは面白かった。
どうも、単純にアニメのストーリーを楽しむのじゃなくて、作り手側の目線で見ちゃうんだよな。キツい予算と突貫スケジュールで、ボロボロになりながらアニメ作って、まぁ本人達はそれが好きでやってるのかもしれないけど、そんな特殊な環境に身を投じている人達にはもう、「普通の家庭の普通の喜怒哀楽を描く」という事は無理なのか、と思わずには居られない。登場人物の表情や声のパターンが少なすぎる違和感に耐えられない。土台になる「普通」を描くことが出来なければ、そこに乗っかる「スペシャルな物語」も生きてこない。
もっとも、いまどき「普通の家庭」って、何それ、っていう話ではあるんだが。